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2013/08/31

camping in White tree mountain

ひとりで山の中でキャンプするのもいいけれどやっぱりたまには仲間と火を囲んで酒と音楽で楽しみたい。

貧乏暇なしで忙しいメンバーに声かけてなんとか日程を確保した。

場所も近場かつ最高な場所。

で、当日。

雨だ~・・・。


心折れかけたときのMYMちゃんの「雨だっていいっしょ~!」の一言で元気はつらつ!

タープ張って火起こして太鼓たたいてギター弾いて踊って飲んで。

やっぱサイコー。

翌朝目を覚ますと車が転がっていたのもご愛嬌?

それにしてもいい山だなぁ。いい道だなぁ。

毎満月の夜はキャンプ。
それにはやっぱ自分の山が欲しいな。



2013/08/26

クマ

仕事帰りにKさんのところに遊びに行くと 「いや~クマがでて大変なんさ。わな仕掛けたから明日あたりかかると思うよ」 とのこと。

その晩は例のごとくしこたま飲んで激しい二日酔いのなか翌早朝にわなを見に行く。




このクマはそのまま殺処分された。

 
このクマはハチミツがどうしても食べたかった。

Kさんは森からハチミツをいただきながら暮らしてる。

クマもKさんも悪くはない。

お互い必死に生きているだけだ。



死がフェアな結果だとは俺も思わないけれどそれ以外にどうすればいいのかわからない。

こうならないような対応はKさんも精一杯してきての結果に部外者の俺は口を出すことはできない。


初めて見た野生のクマがオリのなかだったというのは残念でならない。

自分の住む集落の山。仕事をする山に確実にクマはいるのだ。

そして確実にそのうちの1頭が今日いなくなったのだ。


Kさんは言う。

「君はクマを見てないけどクマは君を見ているよ」


クマを守るとか口が裂けても言わない。

ただあの美しい生き物が美しく生きられるような世界を望むのだ。





2013/08/24

タマゴダケ



ことしはタマゴダケが豊作なのかよく目に付く。

海外では高級キノコ。

でも日本ではあまり食べられることは少ない。

見た目が毒々しいからね。

会社の人も真顔で「そんなモン捨てろ!食えるわけねーべ!」と注意された。

でもね~。

図鑑で確認するとやっぱりまちがいなくタマゴダケと同定。

しかしその図鑑に気になる一言が。

「海外では喜ばれて食されるが筆者にはなぜこのキノコが人気があるのかわからないくらい美味しくない」

でもね~。

ということでバター炒めでいってみた。


「おいしくねー・・・」

今年はマイタケに会えるかな??



2013/04/14

nfm


中川町という道北の小さな町に林業関係の人間の勉強会があると。

過去にも何度かお声を掛けていただいていたが、なんせ遠い。

そして最近の自分は小難しい林業のお話がどうも頭に入ってこない。

もっとシンプルな疑問や問題のほうが自分には解決すべきなのだと感じているのかもしれない。

だからこういう勉強会とかに足を運ぶ気になれなかった。

でも、いまは仕事もしていないし、引越の予定もぜんぜん動きが出てこないしで断る理由はひとつもない。

「まぁ、ひとつここは参加してみますかね~」

と言ってみると十数名の人間が集まっていた。

行政職員、大学職員、林野庁、民間事業体、現場の人間と参加者の顔ぶれは多様だ。

そしてこれはあくまでも個人の自主的な勉強会であり組織の垣根はない。

扱うテーマもそれぞれが興味を持ったものを提案し、実行に移す。

今回のテーマは「銘木市に出してみよう!」というもの。

銘木というとなんとなく敷居が高いように思えるけれどパルプ材よりは高いというていどの木も多く出品されているらしい。

どういう木がどういう値段で競り落とされるのか?

選木の観点は?

採材の観点は?

出荷の手順は?

そんな疑問を実際にやってみて勉強しよう!というテーマで今回は選木。

あまり良いとは言えない天然生林のなかで「これは良さそう」というものから「これは売れるのかな?」というものまで選んでいった。

立木の段階で腐れの進み具合をみんなで想像してみたり、伐り時について議論したり。

いや~とても楽しかった。

木をできるだけ高く売るというシンプルな問題を真正面から様々な立場の人間が勉強しあうというのが非常に好感をもった。非常に勉強になった。

ちょっとっ遠いけどできるだけ参加したい。

そして、中川町、熱い!

2013/03/04

ヒカリを感じた


伐倒が終わり、土場での作業が続く。

皆伐の現場では再造林に邪魔になるため枝条などは林内に放置できない。

だから土場に大量の枝条がたまる。

もともとはボイラー屋に引き取ってもらう予定だったようだけどその話もなくなり、山に返すことになった。

全部が全部山に返すのも相当な手間なので暖をとりがてら燃やせるものは燃やしていく。


以前から焚き火は好きでいろいろな所で焚き火をしてきた。

だけど、この仕事をしてから焚き火を見る目が変わったことに気づいた。


先人が植えて育ててきた木を伐採し、その木っ端を燃やすということ。

数十年分の太陽のエネルギーが木となって蓄えられていく。

そしてその木が炎となって再びエネルギーを短時間で放出する。

そのエネルギーのループをまじまじと感じる。

この熱は太陽の熱だ。

光が木となり、木が光となる。

火・土・水・風。ヨキ。

焚き火で宇宙を感じた。

そして自分もまた光の一部なのだと感じた。

2013/02/25

ももんがを見る

ツルがらみのひどい場所を伐倒していたときのこと。

かかり木をどう処理しようかと木をあっちからこっちから見ていた。

そんなとき突如空からハンカチが飛んできた。と、思った。

なんじゃ?

お!ももんがだ~。

岐阜で初めてムササビを見たときは座布団が飛んできたと思ったけど、ハンカチなんだな~。

数十年前に倒した木にももんががいてそれを捕まえてしばらく家で飼ったことがあるベテランがいる。

彼が言うには「めんこいけど、ありゃ飼えるもんじゃねぇな。しょんべんまき散らすわ、あちこち引っ搔くわでヤワじゃったぞ。」とのこと。

ありゃ、誰でも飼いたくなる。それくらいめんこい。
なんで、そんなにキュートな必要があるのかわからないくらいにめんこい。

ムササビと違って(北海道にムササビはいない)、人里離れた場所に住むももんが達。
彼らの住処は減っているのだろう。

中堅の人も見たことないというし、ベテランの人も「昔はしょっちゅう見たけどな。久しぶりだわ。」という。

俺の倒した木に巣があったのかもしれない。

でも、枯損木が自然に倒れることはよくある話だ。巣がなくなったからと言って死んでしまうこともないだろう。(子育て中ならどうかしらんけど)

皆伐と言ってもあの広大な森の中の極小面積(1ha未満)なのだからきっとすぐ近くで新しい巣を作るだろう。

そんな「だろう」をはっきりと断言できるような森林計画を立てられるようにならなければならない。

あんなめんこい動物が見られなくなるなんて大変な損失だ。





2012/11/04

プロのアーティストであるならば

あだっちのつくったペーパンのみちのお披露目会に顔を出した。

参加者の前で自分のつくったみちを熱心に伝えるあだっち。

その説明を聞いたひとりの老人がこう言った。

「あんたは芸術家だな」

そう。もりづくりはアートなんだ。


アートだから正解はない。アートといえども依頼主がいる場合はアーティストの自己満足であってはならない。

だから今回の依頼主がどう思っているのかがよくわからなかったのがあだっちも気になっていたようだ。

なんとなく林業の道とあだっちの作った道と遊歩道のはざまに戸惑っているように自分は感じた。

アーティストである以前にプロであるべきだ。

プロであるならばお客の望みをいかにしてくみとりお客の期待以上のものを提供できるようにならなければならない。

あだっちの道は素晴らしい出来だ。

だからこそお客がどう思っているかが気になる。

そのあいだを取り持った彼らはそこに気を遣っているだろうかが気になる。


2012/10/15

道北のどんぐり

今年もドングリが不作と書いたけど(ココ)、どうやら今年は並み程度らしい。

去年はゼロだったので北海道在住2年目の自分は比較の対象がないのだけど率直なところ

「これで並み?」

といったかんじ。

現場の森を歩いている感じではたしかにドングリがなっているミズナラはたくさんの実をつけているけど、実をつけていないミズナラのほうが圧倒的に多い。

なる樹にはなって、ならない樹にはなってない。

ミズナラは雌雄同株。


よくよく考えると道北地方でどんぐりをつくる樹ってのはミズナラだけなんだよね。

カシワもコナラも無ければ、シイやカシも無い。

そのぶんミズナラの数は多いけど、森を歩いていてドングリにあう機会は他の地域より少ないのだろう。

岐阜では山を歩いていたら足の踏み場も無いくらい様々なかたちをしたドングリが落ちていた所もあったもんね。

ちなみに今年もコクワの実はあまり見られない。
夏には実をたくさんつけていたんだけど。。。
熟す前に落ちてしまったか食べられてしまったのかもしれない。

もう少し注意深く観察しないとね。



2012/10/13

5%

植え付けで感じてること。

この苗木が林になるかどうかの要因はは80%は「適地適木」で15%が「苗木」で「植え方」や「下刈り」は5%ほどなのではないかということ。

よい場所によい苗を植えてあげれば木は勝手にぐんぐん育っていく。

悪い場所にはどんなによい苗を植えて丁寧に育ててあげても木は嫌々伸びていく感じ。
育てばまだいい方でだいたいは枯れてしまう。


よい苗木はよい種と根切りと床換えの質で決まる。

それは愛情と根気のいる仕事。

そこには「この地域の森をつくるのだ」という確固たる決意がなければならない。


ここらにはふたつほどの苗木生産会社があるが苗木の質の差は一目瞭然。

細かい根がふさふさに生えていて葉っぱもみずみずしく、樹形も整っておりサイズも均一。

かたや、ニンジンみたいな根っこで苗木の時点で樹形が著しく崩れ、苗のサイズもバラバラ。


ぼくらは指示された場所に指示された苗を植えるのが仕事。

成林するかどうかの要因としては5%ほどなのかもしれないけど、この5%がなければ森は育たない。

その5%に誇りをもって今日も山へ向かうのだ。




2012/10/09

山はエンターテイメントに満ちている

今年も野ネズミ駆除の団子撒きの季節がやってきた。

天気も素晴らしくよくて広大な森をあわただしく移動しながらひたすらに団子をまいていく。




とある現場に勢いよく突入して団子をまこうとするとなにやら動物の気配。
「クマだ!」
そちらの方向に目を向けると沢向こうの薮がものすごいスピードでなぎ倒されていった。

姿を見ることはできなかったけれど、クマがいる森で仕事をしているということに幸せを感じた。



そして俺の大好きな現場からはこの景色。



熊が岳の稜線にうっすらと雪が見える。
この広大な森のつながりに身をおけることに幸せを感じる。


カラマツの林に入るとラクヨウキノコがたくさん生えていた。
この森にはカラマツは少ない。(この現場もただしくはグイマツF1)
なのでラクヨウに出会える機会は少ない。俺は初めて見た。
そのほかにもホンシメジやボリボリ(ナラタケ)なんかもたくさん採れた。
食べられないキノコならそれこそ地面一面に生えていて豊かな森の中で働けることに幸せを感じた。


時期的にはもう無理で諦めていたマイタケ。でも、ラクヨウのピークの遅さにこれは少しは期待できるかも。
ということで移動の道中にベテランが秘密のマイタケ・ポイントを教えてくれた。
深い薮の中に現れる朽ち果てたミズナラの伐根や朽ち果てそうなミズナラの巨木。

結果は残念ながらノーマイタケだったけど、こんなポイントを知っているベテランのもとで働けることに幸せを感じた。



楽そうにも思えるこの団子撒きだけど山を駆けるようにして歩くからかなりしんどい。
この日歩いた歩数は2万歩をゆうに越えていた。

疲れて食べるキノコご飯とキノコ汁。そしてビールに幸せを感じた。

あ~素晴らしい。山。



2012/09/26

秋の味覚

今年は暑いが9月までつづき紅葉もキノコもあまりぱっとしない。

それでも秋はきているのだ。


マイタケか?
いやこいつはカラマツの切り株に生えていた。
聞いてみるとマツマイタケというらしい。食べれるらしい。
図鑑的にはハナビラタケ。

バター炒めにしてみたら食感はよいけど無味。
ヤニ臭さもあってマイタケとは比較にもならない。

今年はマイタケにありつけなさそうだ。。



山ではめずらしいクリと昨年は不作だったヤマブドウ。
ヤマグリは実の細いものが多いと思ってたけどこれはプリップリ。
栗ご飯にしてみたらホクホクでスイート。最高でした。

ブドウのほうはヨーグルトに添えて。
ジャムにしたりブドウ酒にするには大量のブドウが必要。
これらを必要としてるのはヒトじゃないはずで。。






2012/09/06

ハチにハチ発

ひきつづき地拵え。

今度の現場は小面積皆伐跡地。

皆伐というとイメージが悪いように思われがちだけど自分はそうは思わない。

とくに広大な面積をもつ森林の場合は小面積で計画的に皆伐をすることは非常に有効だと思う。

前回の現場がモチベーションがあがらなかっただけに今回はあがる!

と思っていた矢先に同僚がスズメバチの大群に襲われ8発刺された。


この現場はハチの巣だらけ。

少し刈ればハチがあらわれ駆除をする。

立派な巣を見るとなんだか申し訳ない気もしてくる。

でも、やらなければやられる。

8発刺された人はクマみたいな大男だったから死なずにすんだけど俺だったらやばかったと思う。

植えたら伐る。伐ったら植える。

ハチの巣は駆除する。

当たり前のことを当たり前にやりたい。



炎天下のなか上下雨合羽を着込みチームになって巣に近づく。巣の入り口を見つけたらあとはひたすらスプレーする。
このハチスプレーもいい値段するんだけどね。


巣の中にはハチノコが。ハチの成虫はハチの幼虫から栄養をもらっている。
ハチの生態を知れば知るほど興味はつきない。
でもスズメバチはやはりヤクザな生き物だ。

2012/09/05

森づくりなのか?

2週間ぶりの現場復帰。

地拵えの作業に合流。




およそ50年生の造林地の風倒被害地を整理して更新するということなのだがこの現場は???が多い。
 

たしかに風倒木は多いが造林地全体の面積からするとたいしたことはない。

その合間をぬうように畝を入れていくのだがその実測図がこれ。





3万6000haもある森のなかからどうしてこんなせまくて複雑な造林をしなければならないのか?

風倒被害からはすでに数年たっておりギャップには広葉樹が着実に育ってきている。

それを伐ってまた木を植える。

上木がかなり大きいので植えたところでマツはほとんど成長しないだろう。

成長したとしても上木を伐採するときには下木は潰されてしまうはずだ。

そして一番よくわからないのがこの現場ではできるかぎり広葉樹を残してくれという指示が出ているのだ。

そのくせ風倒被害木整理は重機が入るのである。

重機が入れば低木は潰れるし、中層の広葉樹を残したまま新植したって木は育ちはしない。

何がしたいのかさっぱりわからない。

こんなことしてたらダメだって・・・



2012/09/04

ふたたびドングリ凶作

昨年はまったくどんぐりが実らなかった。

今年もゼロではないけどほとんど実をつけていない。

札幌のほうはいくらかは実っていたけどこっちはダメそうだ。

2年連続のドングリの不作はどれだけのインパクトがあるのだろうか?

気のせいか今年は森にクマの気配が薄い気がする。


2012/05/19

もりのめぐみ

造林の仕事もはじまり森のめぐみをいただく日々に感謝。

 

まずはこれ。

メイプルシロップ。




3月の気温があがりはじめる時期にイタヤカエデから樹液をいただく。

一晩でこんなに!

それを煮詰めて煮詰めてできあがり。
(いただいたんですけどね・・・)



ということでホットケーキにかけて。



そしてギョウジャニンニク。
北海道ではアイヌネギと呼ぶ。
(もちろんアイヌの人はこんなおかしな呼びかたはせずキトピロという)



そしてその他の山菜たち。
フキ。タランボ(タラノメ)。ウド。
季節はずれのタモギダケ。
原木栽培のシイタケ。
。




とりあえずぜんぶテンプラにしてみる。

テンプラにしてしまえば食べれない植物はないのだ!
だからテンプラで食べる山菜はフェアじゃない気がする。


とはいえ食わず嫌いなのはよくないのでおいしくいただく。

うん。テンプラの味がする。


今回うれしかったのは大ベテランから正しい山菜の採り方を教わったことだ。


2012/05/11

ついてないセミ

冬の造材現場の枝条整理。

秋に地拵えして来春に植林する。

現場は春まっさかり。

タランボ、フキ、ウド、アイヌネギ。

エンレイソウ、ヒトリシズカ、エンゴサク。

ホソバエンゴサクを初めて見た。

鳥は歌い、ぼくらは気持ちよく汗を流す。

あ~、山はいい。


しかし、今日は冬に逆戻りの天気。

ここ数日のあたたかさのせいで寒さが身にこたえる。

タイミングを逸したエゾハルゼミが孵化しちゃって寒さで動けなくなっていた。

もっともっと山にいたい。




2012/03/18

Go East その2。 スノーシュー@阿寒の森






前田一歩園の森をあるく。

彼は一歩園の森を100年前の森の姿に変える仕事をしている。

彼の息子とともにスノーシューでのんびりあるく。

「多くの人にこの森をあるいてほしい」

目を見張るような巨木があるわけでもなく、必ずクマゲラに会えるわけでもなく、絶対にクマに会わないわけでもない森をどう開放していけばよいか?

一歩園。自治体。林野庁。環境省。地元ガイド。

彼のおもいは着実に森を変えていくことだろう。





2012/02/25

森聞き






見たかった映画。

友人が自主上映会をすることになっていたけど都合がつかなくなりあきらめていたらなんと薪フォーラムの同じ会場で上映会が!

しかもそこにはあの渋沢寿一さんが!

彼は旭川のNPOかわうそ倶楽部  の副理事をやっているらしく旭川にもちょくちょく来るという。

渋沢さんの講演を聴きやはり心に沁みた。

そしてその後の映画も心に沁みた。

ホンモノに触れたときに感じるものはホンモノだ。

それは理屈じゃない。


自分がやりたいのは林業とか田舎暮らしとかフリーライフとかじゃない。

生きる知恵を身につけたいだけなんだ。

生活をクリエイトする力だ。

その先に林業があり山があり生き様がある。








薪フォーラム



薪フォーラムに出席。

講師として森エネのおおのまん。2ヶ月ぶりの再会。
今回もグッドタイム。

肝心のフォーラムの率直な感想をダラダラと。。


「木質バイオマスを石油エネルギーの代替として考えるのではなくエネルギーすなわちライフスタイルを真剣に考えなければ事態は進まない」

木質バイオマスは確かに持続可能なエネルギー資源だ。

でも、今のエネルギーをすべて賄えるほどの量はない。

今後石油エネルギーの価格が高騰し木質バイオマスの需要が一気に高まれば山はあっというまに禿山だ。

そのあたりの国家レベルの森林マネージメントシステムの構築が必須条件。

そして、木質バイオマスを山から持ってくる担い手の育成も。

安い労働力を求めて外国人が山に入るようなら山村の活性化にはつながらない。


それと薪ボイラーがなかなか普及していない現状では針葉樹のバイオマス化にはまだまだ明るい兆しが見えてこない。

薪だ!木は宝だ!

その木 が広葉樹を指すのであれば針葉樹の人工林はよりいっそう嫌われ者になりはしないか?



いろいろな問題があるにしろ木質バイオマスは明るい可能性がいっぱい。

山に関心が高まることはとてもよいことだ。

2011/11/28

広葉樹とDie back



イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか―樹木の個性と生き残り戦略
渡辺 一夫
4806713937


森林インストラクターの著書。
森林のことを何も知らない人が読んでもおもしろいだろうけど、それなりに知っている人が読んでもおもしろい。

このひとは実によく知っているのだな~と感心した。勉強になった。

タイトルにもなっているイタヤカエデについては die back のことなのだが、ここのことをきちんと理解しておかないと森づくりはできないと考えている。

「広葉樹の豊かな森にしたい。だから、広葉樹は全部残して!」という森づくりのニーズがある。

でも、「広葉樹ならなんでもいいの?」という疑問もあるし、広葉樹の稚樹や幼樹は伐ったってすぐまた生えるのだから広葉樹をわざわざ残すという手間をかける必要はないのではないか?

そのあたりを知識としてきちんと身につけたい。
(樹種による違いやその生長の速さなど)

そして、それを経験として身につけたい。

学ぶことは山ほどあります。