2013/12/31

WILTY 2013



2013年が終わる。

北海道3年目。

今年はなんと言っても田舎に引っ越したこと。

家の修理や畑もやった。近所づきあいも多くなった。

仕事も体ができてきたし、造材も本格的に始まったこともあり、まぁ「林業やってます」と言えるようにはなったかなと思ってる。

大雪・十勝連峰の全縦走も踏破し、テレマークも本格的に始め、BCにも少しづつ進みだした。

計画通りといえば計画通りの3年目だった。

いろいろ勉強になったし、達成感もそれなりにある。

だけど、山を近くに感じられるようになったかというと答えはNOだ。

毎日仕事で山に入り、休日も山に行き、家も山に囲まれている。

でも、山が当たり前の存在になり、仕事に追われ、新たな発見は少なかったように思う。

なんというか、この1年は“雑”であったようにも思われる。

それは自分の性根なのかもしれない。

やりたくない仕事のせいにして。

忙しい生活のせいにして。

孤独のせいにして。

そのすべてが自分の中から生じていることに気づきながらも目をそらして。


変わりたい自分。変わりたくない自分。変えたい自分。変わらない自分。

そのすべてを受けとめて、自分で答えを出して、ぼろぼろになっても生きていく。

ひとつひとつを丁寧に。いっこずつ。生きていく。

ありがとう2013年。

2013/12/30

音遊び

きょうは大掃除。

小さいながらも一軒家なので今まで見て見ぬ振りをしていたところもすっきりきれいになっていい気持ちでテレビをつけながら年賀状を書いていた。

そしたらものすごい「音」が画面の中で。

「音遊びの会」

主催するミュージシャンのコメントにものすごく共感するとともにこの「音」に魂を揺すぶられた。

音楽は言葉より前か、あるいは同時に発生した。

そこには自分が何者であるか、相手に何を求めているかといったコミュニケーションの要素が含まれている。
それとともに「音」をつむぎ合わせることでその空間と他者とを共有していくものであった。

障害を持つものと同等になることとの闘いであるという姿勢がもたらす豊かさ。

「音遊びの会はこのままでいい。だって、もう最高なんだから。でも、これを見た誰かがきっと新しい扉を開くことになると思う。」

音楽が生まれるその世界。

それは障害者の音では決してない。

自らの音を表現し、共有すること。

その扉はきっとずっと開かれているのだと思う。

それを音遊びの会が教えてくれているのかもしれない。








2013/12/26

伐倒とスキー

新人さんを連れての枝打ちがひと区切りついて今年も造材が始まった。

今年はひとりで山子。

太い樹も、難しい樹も自分しかいないからやるしかない。

2年目になったからといって飛躍的に上達するわけはないのだけれど心に余裕があるというのか。

落ち着いて樹を見てチェーンソーを動かすことができている。


重心方向の見極めが苦手だったけれど下川の友人のアドバイス

『自分の軸を感じろ』

で、少しづつわかってきた気がする。

まだまだヘタクソなんだけど、失敗の理由が明確にわかるから1本一本課題を持って取り組むことができている。

それはスキーも同じ。


今まで自分は平らな家で、平らなグラウンドで、平らな田んぼの畦で遊んできた。

平らな場所では自分の軸を感じる必要性がなかった。

そうやって30年以上生きてきたわけで、なかなか大変。

運動神経が良いとはいえない自分はやっぱり、頭で考えて、体を動かし、その動作を頭で考えなくても動くまでひたすら反復しかない。

何事もいっこずつ。とめどなく。



2013/12/15

開幕

なかなか雪が積もらずふもとのスキー場はオープンの延期が続いてきた。

おかげでワックス3回重ね塗りした板でいよいよ今シーズン最初の滑り@ぴっぷ。

最初はきれいに圧雪された広いぴっぷのゲレンデで足慣らし。と思って行ってみたけど雪不足で圧雪されていない。
そこに一気に積もったやや重めの雪で足パンパン。

だけど、去年には感じられなかった感触を得ることができた(?)

さぁ、今年はどんなシーズンになるかな~。



庭の畑はすっかり雪に包まれたけれど、

今夜はこいつをすりおろしてナベにぶち込んでいただく。

むふふ。

2013/12/08

忘年会@町内会 『岩に立つ』より

所属する町内会の今年度最初で最後の行事、忘年会に出席。

年寄りばっかのメンバーと酒を飲みながら昔の話題に花が咲く。

さて、職場のある町からは大雪山から十勝岳連峰までを見渡すことができ、写真の町とかで売り出したりしていて町は大人気でシャレたカフェや雑貨屋が続々オープンしている人気の町。

しかし、地元の人間は山にはあまり関心がなく「いや~今日は山がきれいに見えますね~」などと話しかけても「ん?あぁ、そーだな。」くらいの反応。

最高のロケーションに位置する家も山に背を向けたような間取りになっていることがほとんどで、旭岳くらいはしっていてもそれ以外の山の名前はまったく知らない人が大勢。

それは隣の谷のこの集落でも基本は同じ。

おしゃれなお店など皆無で、人は減る一方。
おまけに十勝岳連峰は見えない。だけど谷の間にそびえる大雪山の眺めは最高だと俺は思っている。

で、忘年会で「ぼくはここが好きですよ。ここから見える大雪山が一番美しいと思います」と言ったところ彼らが思いのほかに山を愛していたことがわかった。

「どこどこから見る山が一番きれいだ」、「いや、あそこもいいぞ。」、「ともかくココはいいとこだなぁ」と。

70歳くらいがこの感情をもっているかどうかのボーダー。
でも、気づいていないだけでココで生まれ育った人間の心には山があるのだ。



岩に立つ (講談社文庫)
三浦 綾子
4061833561

・・・入った所がこの旭川の目と鼻の先の米飯でした。米飯に開拓農家に入ったわけですよ。ご存知のとおり米飯は、大雪山がすぐ目の前にある山間の村でしてね。晴れた日にゃ、いやでも大雪山が目に入る。真っ白に雪を冠った頃の大雪山ときたら、もう気高いってぇ言うのか、荘厳ってえ言うのか、あっしの口なんぞじゃ、到底表現できるもんじゃありません。とにかくあの大雪山を、餓鬼の頃でも、心打たれてじっと眺めていたもんでした。

2013/12/01

NFM2013.12

前回から8ヶ月かかりようやく開催されたNFMの「銘木市に出してみよう」企画の第2弾。

今回は下川のTNBくんの家に前泊させてもらった。

TNBくんと一緒に集合場所に行くとものすごい数の人が。

国、道、市町村、大学、民間、組合、材木屋、木工屋・・・。

やっぱ盛り上がってるな~NFM。


で、銘木市に出してみようで始まったこの企画だけれど少し変わって「広葉樹材を正しく評価しよう」ということになっていた。

「銘木 or パルプ」 の択一ではなく需要に合った適正な価格で流通させようじゃないかという趣旨。

そこで今回はどういう採材をすべきかをその道のプロに指導していただいた。

素直に驚いた。

やはりどこの世界にも職人がいてその技術や知識は一朝一夕に身につけることなどはできやしない。

山側の人間がそれをやるのではなく川下の人間を山側にどうつなげていくかという流通経路の再構築が求められる。


広葉樹は時として目が飛び出るほどの値段がつくこともあるわけで、そんな経験を一度でも味わってしまうと今までの地道な人工林施行がなんとも悲しくなってしまうというのも無理もない。

地域の木材がものすごい高く売れたとしたらその話はあっという間に広がって「オラのところのも伐ってくれ」とみなが言い出さないとも限らない。
それにより材価の下落を引き起こしたり資源の消失を招くことになりやしないか?

そのあたりは中川町も注意深く計画を立ててはいるけれど危うさは否めない。
(当のNFM執行部のメンバーも目が$マークになった瞬間を俺は見逃さなかった)

やはり「パルプよりは高く売れる」あたりに落としどころを持っていかないとダメなんじゃないかなと思う。
(バイオマス利用以外でね。バイオマスが高く売れるようになったらそれはそれで問題だ。)

いずれにしても、これだけの人が集まってあーだこーだ言って学びあう機会を提供してくれたNFMに感謝!




2013/11/24

斜面を求めて

もう11月も終わろうというのに雪が降らない。

ワックスも塗って、新しい板もゲットして気持ちは完全にスキーモードなのに。。。

ADC君の床張工事を手伝うも、あんまり手伝うこともなさそうなので、グリーンハッピーで近所の滑れそうな斜面を探してみることに。

いくつか気になっていた斜面も行ってみるとやはり斜度が足りなかったり距離がなかったり。

しまいには途中で熊にうなられたり。

でも、やっぱりMTBも楽しいな。

今の時期は林道の藪も薄いし、気温も低いし、虫もいない。でも、すぐ雪がくるので楽しめる時間が短すぎるな~。

(毎年同じこと言ってるな・・・)


近所の山を反対側から眺めたら山頂にでっかい岩があるのを発見。

今度はあそこに行ってみよう。登れそうなら登ってみよう。

こういう発見があるのも自転車のいいところだな。



2013/11/21

細板

テレマークスキーの何が楽しいのか?

アルペンスキーよりも楽しいのか?


今の自分のスキルでは正直よくわかっていない。

でもテレマークスキーの醍醐味は自由であること。

その自由を本当に謳歌するには軽くて登りも滑りもノンストップでいける板を乗りこなすことが必要なのではないかとずっと感じていた。

ゾンメルスキーなんかがそれなんだけど、やっぱりもう少し滑りも楽しめるスキーが欲しい。

それにはやはり相当な技術が必要なわけだけど、技術がなくたって楽しいというのが自分なりのテレマークスキー。

ということで細ウロコ板をゲットした。


これでテレマークターンができるようになったら太板に手を出してみようかな。

今の自分が太板に乗ったらきっと限られた条件でしか滑れないスキーヤーになってしまうと思うから。

しかし、この板はジムニーの車内には載らないな・・・。






2013/11/18

説教をくらう

昨晩Kさんの家でいつものごとく深酒してしまい思いっきり寝坊した。

現場から戻ってくると経営者から呼び出しを食らう。

寝坊のこと。そして、先日の除伐の件について。


会社の言い分。ベテランの想い。自分への期待。会社の立場。同僚への配慮。


言っていることは正しいと思った。

納得した。

答えを出すのは自分次第。

自分にたるんでいたところがあったのも事実。

答えを出すまではもう一度気持ちを引き締めて自分の役割を果たそう。

どう転ぼうともこの会社にお世話になったことには感謝しなければならないのだから。


2013/11/17

わっくす


二日酔い。夕方は予定がある。しかし、天気が良い。

どっか遊びに行きたい。。

あれこれ考えたけどここはスキーにワックスを塗ることに。

半年振りの板の状態を確かめつつ、昨シーズンの課題を思い出し、今シーズンの目標を考えながら。。

一度積もった雪はすっかり解けて、気温も高くて冬はまだまだって感じなのだけど木々の葉っぱは落ちて、草も枯れている。

夏の間は藪で家の窓からは山はほとんど見えないのだけど今はきれいに見える。

しかも、真っ白。

ワックスを塗るのも気持ちが自然と入るね。

今年は深雪をそれなりに滑れるようになりたい。あの斜面をどうにかこうにか滑れるようになりたい。

そしてテレマークの真髄である細うろこ板にも挑戦したい。







2013/11/16

おでん屋にて

東川のバンフ映画祭のあと、ペーパンの不定期営業のおでん屋「こーちゃん」へ。

Ashimaちゃんに影響されてみんなでウォールにぶら下がったり、Solitaireの完全版を観たりしながらおでん食べて北の誉の「東川」を飲む。



練り物以外はすべて自分の畑から。

映画もよかった。おでんもよかった。

やっぱクライミングやりたいな~。




2013/11/14

列状は定性より美しいという人々

列状での伐り捨て間伐の仕事がしばらく続いている。

当然のことながら気分はのらない。

そもそも自分は自分で納得できないことにはまったく気分がのらない。

気持ちは仕事に表れる。


作業は雑になり、気持ちも荒くなる。


「となりに木が無かったら伐らなくていいですよね?」

「あきらかに太い木は伐らなくていいですよね?」

そう確認をとったうえで自分は基本的には列状で伐りながらも自分なりに定性的な間伐を行っていた。

そうしたら怒鳴られた。

「何で伐らないんだ!みんなちゃんと伐ってるだろうが!」

「これを伐っちゃったら木がなくなっちゃいますよ!伐らなくていいって言ったじゃないですか!」

「列で伐るっていう仕事なんだ。今から全部伐れ!!お前の伐り方は汚い!」


悲しかった。悔しかった。情けなかった。

自分なりに考えて仕事をした結果が「サボっている」と勘違いされ、「定性」よりも「列状」のほうがきれいと考えている人と仕事をしていることが。

尊敬していたベテランだっただけになおさらだった。

しょせんは彼も雇われて言われてきたことをやってきた男なのだ。

わかっていたことだけどそこには目をつむってきたことなのだが。。


理想の会社なんて存在しない。

あるとしたらそれは自分でつくるしかない。

それは北海道に来たときから変わらない気持ちだ。





そろそろ動く時期かもしれない。



2013/11/02

HBD35

またひとつ歳をとった。

歳をとることは喜ばしいことである。



今年も秀岳荘のセールでゲット。

BC三種の神器。

こんなん使わないけどね。死ぬときは死ぬんだから。

でも、死んだとき(あるいは死なれた時)に「あれを持ってたら助かったかもしれない」と思うようなら救われないわけで。。

さぁ、雪がくるよ。




2013/10/30

FW2後期

FW2年目研修後期。

もう、うんざりなわけだけどその辺はもう言ってもしかたないので。。。

今回の収穫は東大演習林の大径木伐倒を見学できたことと芦別のカリスマ乾燥博士の施設を見学できたこと。

やっぱ道内で頑張っている人のところに出かけて行って話をきくのがいちばん勉強になる。




それほど大径ではないけれど大径木伐倒を専門に請負っている技術者の伐倒は勉強になった。

採材は大事です。

ローカルテレビで大人気のカラマツ乾燥博士。

木は生き物。一本一本違う。だから乾燥も一本一本やり方が違う。

しかし気になったのはこの乾燥博士の仕事の状況だ。
彼の技術は彼にしかできない。
だが70歳にもなる彼の後継者はいない。

その理由を尋ねると「いちど釜に入れたら親兄弟が死んだって釜から離れることはできない。そんな仕事誰もやりたがらない。」

それじゃ、あかん。

そもそも人工乾燥をかけなければ家は建たないのか?

そこをもう一度考え直さなければならないのではないだろうか。





2013/10/27

夜遊び

札幌のイベントにゲストとしてタートルが来るというので行ってきた。

やっぱかっこいい。

タートル以外の札幌のローカルなアーティストもよかったね。

こんな遊びもたまにはいい。

でもやっぱり斑屋みたいな空間が欲しいと思う。

山の中でタートルのライブがみたい。




♪かまわねー、かまわねー。ほれた女が男でも。




2013/10/17

台風一過

台風が北海道の東を通過すると西高東低になる。

それにともない寒気がやってくるわけ。

そんなこと知らなかったよね。

暴風に警戒しながらも現場に行ってみるとそこは雪景色。

風が強まったら帰ろう。なんて言ってたけどこりゃ雪で帰れなくなるね。ということで昼に下山。

翌日現場に行ってみたら完全に冬になってた。

 


現場までたどり着けずに退散。

それにしてもこの現場。映画の「許されざる者」の舞台となった地で信じられないくらいに美しい場所。

雪が降ったらなお美しいのだ。



2013/10/13

夢の場所

「俺には夢がある。小川のほとりに小屋を立てて暮らすんだ。」


彼がそう言ったのは昨年のことだった。それから1年足らずでその場所を見つけ、小屋を建て、井戸を掘っているという。

これは行かねばならぬ。と思いつつも片道7時間の道のりは週休1日の自分には厳しかった。

雪が降る前に。と、貴重な連休となったこの日に行ってきた。


そこには小さいながらも立派な小屋が建っていて、ヤチダモやナラなどがまばらにはえていてそのあいだを縫うように小川が緩やかに蛇行して流れている。

「この川に秋味(サケ)が登ってくるんだぜ」

その日は秋味を見ることは叶わなかったけど近くの川でアメマスを釣りに行ったら秋味が必死に産卵していた。

手掘りした井戸水でビールを冷やし、焚き火をしながら釣ったアメマスをあぶりながらこの土地の未来を語り合う。

彼の嫁はこう言って笑う。

「これだけの田舎に生まれ育ってるのにさらなる田舎を求めるなんてどうかしてる。」

都会とか田舎とかの問題じゃなくて、それがただ単におもしろいからやってるんだ。

「生きる」という行為そのものが楽しいと思えるための手段。

そんな遊びを実践している人間がこの土地には少なからずいる。

この土地に住んでよかったなって思える。そして俺も早く遊び場を手に入れたいと改めて思う。




2013/10/11

列状切捨て間伐

おどろくべき施業が現実のものとなった。

『列状切り捨て間伐』

最初きいたときは冗談だと思っていたんだ。

隣の列に枯損があってもそれをきらないでぶっとい木をきる。

「もったいないと思わないの?」

そんな質問から帰ってきた答えに林業の奥深い問題を知ることになる。

「列状ならかかり木にならないから安全で効率的でしょ」

彼らは本気で徐伐のときもかかり木を教科書どおりに処理していると思っているのだろうか?

そうではないとしても、そう言われたら 「んだ」 としか答えられないこの業界。

しかし、徐伐で列で抜いて間伐でも列で抜いたらどんな山になるんだろう?

機械化が進んでいる北海道の林業。無垢材の建材としての需要の少ない北海道の人工林。

「これでいいんだ」と言われたら何も言えない。

だけど、苦労して何十年もかけて育ててきたわれらの大ベテランたちはどう思っているんだろう。

俺は情けないやら、悔しいやらでチェーンソーを握る手も力が入らないでいた。

そしたらベテランが「太いのはきらんでいいぞ。もったいないべ。そんなの誰が見ても明らかだべ。」

救われた。

列状切り捨て間伐。愚の骨頂。恥じるべし。




2013/09/29

Fish is beautiful

釣りをした。

相変わらず釣ったと言うよりは釣れたという感じ。

もっとさかなのことを知りたい。。

食べるには小さすぎるこのさかなたちを飼いたい。。

そんな思いが強烈に込みあがってくる。

「早く家に帰り水槽に入れよう!」

その道中に薪を割ってる友人が。。

薪ストーブ設置についてあーだこーだとしているうちにさかなたちは弱ってる。

急がなければ!

そんなときにKさんとすれ違い「小屋作りは進んでますか?」なんて話してるうちに焚き火がはじまりビールが出てきて結局さかなたちはヤナギの枝に刺されて焼かれておいしくたいらげた。

ハッピーなKさんファミリーと下品な話で盛り上がりまくって夜は更けていく。


川の水を引き上げて池でもつくればさかなを飼えるかな。

あの美しいさかなをいつでも見られるなんて素晴らしいじゃないか。


2013/09/23

美瑛富士-富良野岳

大雪山では初冠雪をむかえ、残された時間に焦り始める。

9月は何かと仕事も忙しく祝日も出勤だ。

日帰りで行けないこともないけど忙しいのは嫌だ。

ということで無理言って休みをもらっていざ出発。

大雪山・十勝岳連峰の最後の部分。



望岳台からスタート。こっから歩くのは初めて。ホントは美瑛富士避難小屋からつなげたいけど配車の都合からここから。
世間は連休なので「混んでるかな~」と思ったけどそうでもなかった。
雲の平分岐から稜線まではほとんど誰とも会わなかった。

やっぱ人のいない山はいいね。



稜線に出ると強風&ガス。
美瑛富士で一瞬ルートを失いかけたけど五感をフルに働かせて無事にルートにもどる。

美瑛岳の山頂も完全にガスの中。
でも、山なんだからあたり前だ。
それに強風は嫌いじゃない。
そりゃ身の危険を感じるほどであれば撤退も考えなければならないが時おり風に体を持ってかれそうになるくらいの風のなかの稜線歩きは楽しいものだ。




十勝岳付近から時おり晴れ間も見えた。
ちらリズム的な絶景は快晴の時よりも美しく思う。

Paris,Texasのような景色。
でもココ、冬はかなりルートファインディングは難しいだろうね。



結局、テン場についてからもガスったままで「早く寝るかな~」と思ってお休み前の一服をしていると急にガスが晴れた。

翌朝はご来光も。




美しい景色にコーヒータイム。
行程に余裕もあるのでのんびりモーニング。



上ホロ小屋もいい感じ。

東大雪の山が島のよう。



冷え込んだので美しい。


しばらくするとガスも出てきたけれど富良野岳の山頂ではごらんの景色。
大雪もきれいに見える。


下山は滑走できそうな斜面を偵察しながら。。
この景色のなかを自由に滑れたら。。。


十勝岳温泉から望岳台まではグリーンハッピーで。
荷物が重いので厳しいかな?と思ったけれどくだりがほとんどなのでめちゃ楽しかった。

それにしても今回は天気が意外だった。
天気図からみると穏やかに晴れるかと思ったんだけどね。
上空の寒気とか地上の気温差とかいろいろ考えなきゃならんね。

しかし、やっぱいいところだ。
いつかはいっぺんに歩き通したい。
難しいルートは特にはないけどやっぱり5日はかかるからそれだけの体力はもちろんのこと、悪天候への対応能力がキモになるだろう。

エスケープルートがほとんどないからね。

でもやるだけの価値はあるね。

だけど行ったことのない山やルート(特に沢!)もまだまだあるわけで。。

それに釣り、MTB、クライミングなどなどやりたいことはたくさんあるわけで。。

仕事も大好きだし、畑ももっとやりたいし、家作りなんかもやりたいわけで。。

まぁ、焦らずにいっこずつ。

まずは大雪―十勝岳全山縦走コンプリートを素直に喜ぼう。




2013/09/20

さみっと

日本各地から若手の林業家が北海道に集まるというイベント。

今の自分は正直なところあんまり興味がわかず声を掛けていただいたけど不参加。

それでも前夜祭にはエゾシカカレーとボリボリ汁をケータリングする役目をいただく。




いまの自分にはまだ全国のつながりはでかすぎる。


道内版のイベントをやる際はぜひ積極的に関わりたい。

その前に自分の仕事をきっちりとこなさないとだなと思うわけだ。



2013/09/19

White Cap

初冠雪。







十五夜

中秋の名月。

月明かりに浮かび上がる大雪山を後景に団子とススキと焚き火とビール。

ススキがキラキラ光ってキレイ。


こどものころ。

中秋の名月にはかならず団子を用意していた。

朝になると団子がいくつか減ってる。

「兎さんが食べたんだよ」

だなんて素敵な家族の風景を思い出す。


今日中に20人分のカレーを作らなきゃならないんだけど、しばし月を見上げる。

それくらいの心の余裕は常に持ち合わせていたい。

2013/09/15

ンダナ

なんだか無性にライブに行きたい。

そんな俺に素敵なライブを教えてもらい行ってきた。

道内の太鼓奏者&ブルキナファソのアーティストによる最高のドラムパフォーマンス。

旭川のライブハウスもいい感じで集まったメンツもいい感じ。

アフリカの音楽はFreedomの一言。

自由に踊り、騒ぎ、つながるビート。

アンコールセッションは完全にアフリカだったな~。

これからもローカルなミュージックシーンに顔を出して行きたい。



2013/09/10

CSR

職場のある町の町有林の仕事。

CSRで植樹するための伐採。

そこはあと数十年で最終伐期を迎えようというカラマツの林。

最終間伐をするのではなく皆伐だ。

侵入してきたナラやイタヤ、エンジュなどもきれいに伐採。

そして市民がイタヤを植える。

エコでしょ?

2013/09/08

やまもりまつり

もりねっとのやまもりまつり。

今年はてっきり行われないと思っていたくらいひっそりと行われた。

訪れた人も少ない。

もっと素敵なまつりになる要素はあるんだけどね。

それでも久しぶりに会う人や顔馴染みの人とまったりGood タイム。

素敵な人が素敵なものをつくってる。

このまつりがより良いものになっていくためにも今年もやってよかったんだと思う。







2013/09/04

まつり

小さな地域の小さな神社のお祭り。

だけどびっくりするくらいの人が来る。

自分も仕事終えてから参戦。

若い人がほとんどいないこの地域。

祭りも負担になりつつある。

祭りは地域のために行われるべきでよそから人を呼ぶためのツールではない。

もうこの地域にかつてのような賑わいが戻ることはありえない。

身の丈にあった祭り。自分たちに必要な祭り。そんな祭りであるべきだ。






2013/08/31

camping in White tree mountain

ひとりで山の中でキャンプするのもいいけれどやっぱりたまには仲間と火を囲んで酒と音楽で楽しみたい。

貧乏暇なしで忙しいメンバーに声かけてなんとか日程を確保した。

場所も近場かつ最高な場所。

で、当日。

雨だ~・・・。


心折れかけたときのMYMちゃんの「雨だっていいっしょ~!」の一言で元気はつらつ!

タープ張って火起こして太鼓たたいてギター弾いて踊って飲んで。

やっぱサイコー。

翌朝目を覚ますと車が転がっていたのもご愛嬌?

それにしてもいい山だなぁ。いい道だなぁ。

毎満月の夜はキャンプ。
それにはやっぱ自分の山が欲しいな。



スクマ

白木山キャンプは基本ポットラック。

俺はケニア料理を。

畑で採れたスクマとトマトそれと豆でスクマウィキとギゼリをつくった。

正直ケニアでもそんなのつくったことなかったんだけどそこはケニア味付けはひとつしかない。

自分でもおどろくほど完璧にケニアの味を再現できた。

みんなにも好評だったようで。

ちなみにこのスクマ。

虫に食われ放題なのだがそれ以上の成長をみせるのでスクマは元気そのもの。
そして畑にやってくる虫がスクマに行くので他の野菜に虫がつかない!

安くておいしくて栄養価も高いこのスクマ。

だれかが言ってた。

「スクマが世界を救う」

Kweli !!







2013/08/28

低コスト造林

沼田町の下刈り。

粘土層が数メートルもあるこの場所。昨年植えたカラマツはほとんど枯れた。

でも他の場所は枯れていない。

苗木の違いなんだな。(もやしみたいな苗木だった。)

それにしてもこんな粘土でも木は育つのだと感動。


こんな時期に下刈りすること自体が無意味なのだけど(しかも1回刈り)仕事だからしかたない。

でも、びっくりした。

ススキを中心とした背の高いイネ科の草が松を隠すほど伸びているのだけどフキとかイタドリとか葉っぱを広げる草が生えていない。

そのせいかマツはそれほど被圧されておらずそれなりの成長を見せている。
それどころか草と競争しているため真直ぐに伸びている。

下刈りをすることで頭を刈られたり突然の陽射しで日焼けしてしまうことを考えると下刈りはしない方がいいとすら思う。

下刈り不要。表土もないから機械地ごしらえも問題なし。植栽はすこぶる楽。

ここは超低コスト造林地なのかもしれない。

2013/08/26

クマ

仕事帰りにKさんのところに遊びに行くと 「いや~クマがでて大変なんさ。わな仕掛けたから明日あたりかかると思うよ」 とのこと。

その晩は例のごとくしこたま飲んで激しい二日酔いのなか翌早朝にわなを見に行く。




このクマはそのまま殺処分された。

 
このクマはハチミツがどうしても食べたかった。

Kさんは森からハチミツをいただきながら暮らしてる。

クマもKさんも悪くはない。

お互い必死に生きているだけだ。



死がフェアな結果だとは俺も思わないけれどそれ以外にどうすればいいのかわからない。

こうならないような対応はKさんも精一杯してきての結果に部外者の俺は口を出すことはできない。


初めて見た野生のクマがオリのなかだったというのは残念でならない。

自分の住む集落の山。仕事をする山に確実にクマはいるのだ。

そして確実にそのうちの1頭が今日いなくなったのだ。


Kさんは言う。

「君はクマを見てないけどクマは君を見ているよ」


クマを守るとか口が裂けても言わない。

ただあの美しい生き物が美しく生きられるような世界を望むのだ。





2013/08/24

タマゴダケ



ことしはタマゴダケが豊作なのかよく目に付く。

海外では高級キノコ。

でも日本ではあまり食べられることは少ない。

見た目が毒々しいからね。

会社の人も真顔で「そんなモン捨てろ!食えるわけねーべ!」と注意された。

でもね~。

図鑑で確認するとやっぱりまちがいなくタマゴダケと同定。

しかしその図鑑に気になる一言が。

「海外では喜ばれて食されるが筆者にはなぜこのキノコが人気があるのかわからないくらい美味しくない」

でもね~。

ということでバター炒めでいってみた。


「おいしくねー・・・」

今年はマイタケに会えるかな??



2013/08/23

ナイロンコード

安全オタクの経営者がどっかから持ってきたコレ。




今までのナイロンコードと比べると格段に強力で山での作業にも使えるらしい。

キックバックもなくなるし、怪我のリスクも少なくなる。石にあてて仕事にならなくなることもない。

しかも林業界では有名なOREGON社の製品だ。


ウルシに弱い人は厳しいが従業員たちは喜んで使っている。


だけど・・・だ。

結局はネマガリのようなササ地では太刀打ちできないし、潅木などは切れない。
当然地ごしらえには使えない。

そんな時にナイロンコードで体が慣れた人が急にノコ刃を使うことのリスクはどうなのか?

コードの長さがよく把握できないのにマツだけを除いて草を刈ることができるのか?

何年もノコ刃で下刈りをしてきた人たちは問題ないかもしれない。でも、これから林業を始める人がこのコードで下刈りをすることになれば技術はどうなるのか?

目立てもできない人間が山の仕事が務まるのか?

常にフルスロットルで作業することになるので機械や人間への影響、燃料費などの問題も重要だ。

そして何より自分が最も気になるのはあの音と感覚だ。

草をムチで叩き付けるようなあの感じが無性に嫌いだ。

来年度本格的にこのコードが導入されるようであれば自分も身の振り方を考えなければなるまい。

山以外では最高の道具かもしれないけどね。


2013/08/21

ラスカル



おいしく育ったトーキビを北海道に来てくれた友人に食べさせてあげようと楽しみにしていた。

その友人の前でもぎってやろうと畑に行くと・・・

どうやらアライグマの仕業らしい。

食べごろをよく知っている。

残さずすべて食べていった。

少しは残しといてくれ!!

まぁ、あんなおいしいものを食べないわけはないよな。

来年は対策を考えないとね。






Friendly Water

暑い本州から逃れるためか連日の来客。
今度はケニア時代の同志。

ククチョマたべて懐かしい話で盛り上がってここ北海道にもケニアの風が流れました。

友が訪れてくれることのよろこびに感謝。


2013/08/20

N夫婦

岐阜時代の同居夫婦が北海道にやってきた。
かわいいチビ二人とともに。

あいかわらず世間に対して真っ向から闘う姿勢の彼とそれを支える嫁。

こっちは仕事であんまりお相手できなかったけれど岐阜時代とまったく同じ時間を過ごせてよかった。

こんどは岐阜に遊びに行くね~。

2013/08/17

オプタテ トムラ

今年の盆休みはどこへ行こうか。

海?地域の盆踊り?近場でキャンプ?

天気もあまり良い感じじゃないみたいだし・・・。

でも夏のあいだでまとまった連休はここしかない。

「やっぱ行くしかないでしょ」

ということで去年と同じトムラへ南回りで。

日程的に富良野岳からは厳しいので美瑛富士からオプタテ-三川台経由で。

縦走路は途中標高が1500m程度まで下がることもあって「暑かった・・」

縦走してるのに汗だくでアブに囲まれての山行きは昨年よりもずっときびしいものだった。


ツリガネ山付近で雷がやってきて冷や汗。

逃げ場もないしエスケープルートもまったくない。

とにかく標高を下げるしかないと半ば覚悟を決めて意外と冷静に対処できた。

だけど今回いちばん苦労したのは心身ともに山にフィットしていかないことだった。

荷物の重さが始終気になる。

暑さが気になる。

視界もきかないこともあるけど問題はそんなことじゃない。

全細胞が活動しているような感じになれたのは三川台の稜線歩きの時くらいだったかもしれない。

「自分は山に何を求めているのだろうか?」

そんなことをひたすら問い続けていたように思える。

何かが今の自分には足りていない。

それが何かを考えていた。

そんなことを考える余裕など要らない。そんな山を歩きたい。

いろいろと反省もありつつもやっぱり行ってよかったトムラウシ。

今年中に富良野岳-美瑛富士を繋ぎたいね。