地拵えした沼田町の植栽。
全刈り地拵えにカラマツを植えていく。
筋刈りより目標をつけにくいので設計された密度で植えていくためには丁張りと言われる目標物を人為的に作り等間隔で植えられるようにする必要がある。
要は決められた設計密度どおり植えられればいいわけなのだが、うちの親方は異常なほど神経質で見た目のよさにこだわる。
だだっ広いまっ平な土地にコンパスとケン縄でピッチを立てていくのだから必ず誤差はでる。
山なんだから多少の誤差は必然だ。
「ずれてる、やりなおせ!」
ずれてるのはあんたの丁張りのほうだろ!と言いながらも親方は親方。直さざるをえない。
腑に落ちない。
多少のずれより苗木への環境負荷を優先すべきじゃないのか!?
そもそもこの場所。
完全な粘土質で田んぼみたいになっている。育ちっこないのだ。
もともと森林であった土地でもなく、農地にもならなかった土地。
こんなところでは育ったとしても売り物にもなりやしないだろう。
あまりにも腑に落ちない現場だった。
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