今年の徐伐が終了した。
今年も徐伐の仕事は少なくてチェーンソーを握ったのは正味10日もなかったかもしれない。
そのすべてが保育伐であり、枯損を中心に今後成長が見込めない樹を伐っていく。
伐採木の直径は太くても20cm前後である。
徐伐、あるいは切捨て間伐と呼ばれるこの作業においては正確な受け口と追い口は必要とされない。(なくても仕事がこなせるという意味で)
そもそも受け口も追い口も作らないのが全国的に主流だともいえる。
しかし、仕事でチェーンソーを握ることが少ない造林会社に勤める自分としてはこの機会を利用しない手はない。
すべての伐倒に受け口と追い口をつくり、その正確さとスピードを求め続けた。
結果、自分の癖がよくわかったし(追い口が下斜めに下がっていく。追い口の向こう側のほうを伐り過ぎる)、受け口と追い口の機械的構造が感覚的に理解できるようになった。
径は細くとも、いや径が細いからこそ練習になるのだ。
角刃(チゼル刃)の研ぎ方のコツもわかった。
それから去年の自分と比べての成長具合も知ることができた。
去年は緊張と肉体疲労で徐伐途中で発熱でダウンしたくらいだけど今年はリラックスしてチェーンソーを握ることができた。ある程度体力がついていたことも実感した。
なにしろ、やはり1本1本頭を使いながら全身を使って木と向かい合っている時間はやはり最高に楽しい。
造材の仕事をやりたいと思う自分と造林の経験をこのまま終えてしまうことのもったいなさを感じた徐伐作業だった。
どっちもやりたいってのが本心だ。
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