2011/09/16

きれいすぎる

地拵えは造林作業の第一歩。
ここがうまくいかないと植林もうまくいかない。草刈りも。徐伐も。間伐も。

自分はボサ投げをして仕上げ刈りをすることが多い。
“きれいに。きれいに。。。”


複雑にからみ合うササを完全に取り除くことはできないけれど、できるだけきれいにと時間をかけて仕上げをしていく。

「どうすかね?」

「きれいすぎるね。」


それを俺は最初褒め言葉だと思っていた。
もしくはそんなにきれいにしなくてもいいからもっと早く仕事を仕上げろという意味だと思ってた。

だから品質はそのままで時間を短くするためにもっと頑張った。

だけど、やっぱり 「きれいすぎるね」 の一言。

よくよく聞いてみると、確かにきれいに仕上げれば植栽は簡単になるし見栄えもいい。
だから役所の人間はよろこぶ。

でも、これだけササをきれいに取りのぞいてしまうと土壌が急激に乾燥してしまい良くないんだと。
植栽後に枯れてしまう恐れもあるんだと。

ガッテン!


最初からそう言ってくれればいいのに~。

そこは山の世界。一から十まで説明してくれる世界ではございませぬ。


ベテランの人はきれいに刈りつつもササを適度に残していく。
植えやすく、枯れにくい。

そのうえボサも非常に投げやすい。

ほんと凄い!!


WILT
全ての動作は理にかなっている。

やっぱ独学で何かを成し遂げようとするのには無理がある。
先人の技術と努力を自分のものにした先に自分の世界が拓けてくるのだ。

ドクツルダケと思われるまっしろできれいで猛烈な毒キノコが林内にはニョキニョキ。

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