2011/09/15
ドングリ異常? クマは冬を迎えられるのか?
今の地拵えの現場はとても美しい。
北海道らしい針広混交林。
ササの海原に伸びるエゾマツ。トドマツ。ミズナラ。ハリギリ。ダケカンバ。イタヤカエデ。キハダ。ヤマザクラ。。。
ペーペーの俺は機械作業もするけどみなが刈ったササを脇によける通称“ボサ投げ”をする時間が多い。
機械を使わないぶん自分のペースで働けるし、ケガのリスクも少ないのでいろいろと森を観察できる。
ササに更新を完全に阻止されたかに見える森でも死した倒木の上でしっかり更新している。
森の遷移についてあーだこーだと頭をめぐらせながら汗をかくのが心地よい。
ミズナラの木陰で休んでいる時に気がついたことがある。
『ドングリがついてない??? 』
はじめは今年は不作なのかな~。なんて思ってたけどいくら見わたしてもひとつも見当たらないのだ。
ミズナラって雌雄異株だったっけ? いや、確か同株なはず。まわりのミズナラにもドングリがついていない。
まだ早いの? いや、もう9月も半ばだ。熟し始めてもいい頃だ。
老木はドングリつけないの? 若いミズナラも確認したけどこちらも無い。
高い所しか実をつけないの? 葉っぱの上側にドングリつけるから下からだと確認しずらいだけ? にしても、あれだけ探して見つからないのはおかしい。
????
ひとつ楽しいことを考えた。
このササ地ではドングリをいくつ落とそうとも実生は出ない。
それに気づいたミズナラはドングリを作ることを止めたのではないか??
そんなおとぎ話のようなことをひとりにやけながら空想していたけど「アレロパシー」を考えたときにありえない話でもないのかもしれないなどと真剣に考えたり。。
とにかくだ。いくら不作とはいえゼロじゃぁ大変だ。
数十年ぶりのササ除去のタイミングでドングリが落ちなければミズナラの更新は難しいだろう。
クマもリスも困ってしまうだろう。
今年はクマが里に下りてくるケースが増えるかもしれない。
これからじっくりとミズナラのドングリを観察していこうと思う。
追記
ミズナラの代わりにってわけじゃないだろうけどエゾマツの実が異常に多い。
黄色い松ぼっくりがここまでつくのは珍しいと北海道の森を知りつくした男が言っていた。
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