2011/06/20

下刈りで思う

109林班下刈り。

午後に入った現場は広葉樹が多く残っておりイタヤ、ホウノキ、オヒョウ、シラカバ、ミズナラなどなどびっしりと広葉樹の実生が広がっていた。

われわれの仕事は植栽したエゾマツを育てることだからエゾマツ以外は刈り取るべきだ。

でも、現場にはこの森をどうしていくのかまではきちんと伝わっていない。
おそらく道職員の人しか知らない。

でも道職員は現場を知らない。

森づくりの難しさを感じるのだが今ここで俺が森づくりについて道職員と話し合うべきか?


ひとつの答えを出した。

「植栽木以外の草は刈る」

理由その1。
何もわからない自分がむやみに動くのはよくない。

理由その2。
広葉樹は頭を刈られても死なない。(このあたりは Die back についてもう少し学ぶ必要がある)

理由その3。
草。特にササなどを数年間刈り続けることで実生はより増えると考えられる。

理由その4。
広葉樹の実生を残しておいても成木する可能性は低いので植栽木で確実に成林させることのほうが森林の機能は高まると考えられる。

理由その5。
自分ひとりが広葉樹の実生を残しても来年誰かに刈られてしまうかもしれない。それ以降も徐間伐や主伐時に広葉樹が伐られる可能性が高い。

理由その6。
植栽後10年以降は下刈りを行わないのでそれ以降にササに勝った広葉樹と植栽木の自然競争する方が強い森になると考えられる。

理由その7。
森林がどうなっていくかを学ぶために自分は造林の会社に就職しているのだから、こうして仮説を立てながら日々検証していくことが重要だから。



WILT
下刈りは予想以上に学ぶことが多い。科学的な記録を残す必要がある。

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