10haの間伐が終了した。
いままで間伐にかんしてはいろいろと勉強もしてきたし伐倒についても経験はしてきたけれど事業としての間伐は初めての経験だった。
知識が技術・知恵となる経験の連続だった。
49年生のトドマツ10.4haの定性間伐。
出材量は1040本で530m3(0.51m3/本)。
選木は役所により決められていた。
林齢から考えると最終間伐となってよいのだがヘクタールあたり100本の間伐となっておりもう一度くらいは間伐が行われるのかもしれない。
(このあたりの経営計画は伝わっていない。それが残念・・・)
保育施業が十分に行われていなかったのかツル絡みがひどい現場で枯損木も多かった。
それに加えいままでの間伐でこすり木が大量に発生しており集材路周辺の木のほとんどが根腐れしていた。
選木についてもこの森をどうしたいのかが見えてこない。ところどころに大きく開いたところがあれば閉じたままのところがあったり、ただ伐採率と出材量を確保するだけのような気がしてならない。
出した材もやはり良材はあまりなくパルプ材がほとんどだった。
と、まぁ間伐事業そのものはよく聞くような実態だったのだけれど作業のほうはいろいろと勉強になった。
まず間伐ということで伐倒および集材が難しい。
ツルが絡んでいることでなおさら伐倒が困難だった。
まず倒れることはほとんどないので結局は重機で処理することになる。
ハーベスターは無いのでかかり木の状態で重機がくるのを待つことになるのだがやはりかかり木は恐ろしい。
何かのタイミングで突然かかり木が外れて倒れてくる。一度はほんとに直撃する寸前だった。
あらゆる状況に気をくばり続けながらの作業は全神経をフルに働かせながら全体力を使って仕事をする。
そんな状況に気持ちも肉体も高ぶりっぱなしだった。
しかし、やはり寒さと雪は想像通りの過酷さで、これはやはり経験しないとわからない。
伐倒時は舞い散る雪で何も見えない。
退避も腰までの深雪では予想外の事態には対応できない。
あらゆることを想像し対策を事前に講じておかなければならない。
雪のおかげで重機が林内に入れるし、ウィンチで材を引いても林床が傷つかない。
だけど雪をどかさなければ現場に入ることすらできない。
安い材価のなかで除雪の費用を確保しなければならないというのはやはりハンディキャップだ。
集材はブルで全幹で引っ張ったわけだけどやはりどうしてもこすり木が発生してしまう。
こすれそうな木にあらかじめ養生をしておけばいいとは思うのだけどすべての木に養生するのはコストの面からいって現実的ではない。
やはり、将来木を決めた上での間伐設計・選木が必要になるのだろう。
学んだことは他にもたくさんある。
きちんと記録をしなければならないな。。
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