寒さへの恐怖心。
こいつを何とかしなければならない。
ゲレンデで滑るのも楽しいけれど俺がやりたいのはやっぱりより自然な方。
技術的な問題や装備の問題は時間を掛けて乗り越えていかなければならないけど精神的な問題は今のうちから何とかしなければならない。
今年は仕事もあってなかなか山に行けてない。
せっかく冬用のシュラフも山用のテントも手に入れたのに・・・
ということで年末年始の休みを使って山で1泊。
目指すは俺の大好きな現場の森。
除雪された町道からテントやらシュラフやらを担いでゾンメルを履いて森へ。
2時間ほどで到着。
残念ながら大雪山や十勝の山は曇ってて見えない。
シカのシュプールとクロスさせて100mほどの斜面をずるずると滑る。
雪が無い時はけっこう傾斜があるように見えるのだけどゾンメルでは滑れないような斜度だった。
まぁ、今回のメインは滑りではなく雪山でのソロテン泊だ。
日が沈むと瞬く間に冷え込みテントから出て景色を楽しむ余裕はなくなった。
ダメだ、ダメだと聞いていたガスコンロがどれくらいダメなのかを知るためにガスで調理。
やっぱりダメだった。
暖かめのマットも寒さで思うように膨らまない。そして、マットからも冷えがビシビシ伝わってくる。
-20℃対応のシュラフはそれなりに暖かいのだが足元と地面に接してる部分が冷えて熟睡はできない。
というよりシュラフから出れない。
これじゃ山にいるのかどこにいるのかよくわからん。
なんとか死なずに朝を向かえて朝食をとり、撤収。
マットの空気弁がしばれて空気が抜けない。
寒さで手足がまったく言うこと利かない。
撤収、パッキングがいい加減になる。
連泊なら死んでる。
風が強かったらきっとすでに死んでる。
その後はしばしゾンメルスキーを楽しんで下山するが足の冷えだけはまったく納まらなかった。
近くの温泉で恐る恐る靴下を脱ぐとどす黒い指。
お風呂に入ってなんとか感覚が戻ってきた。
この日の最低気温はたかだか-15℃。風もほとんどなく降雪もわずか。
もっと厳しい気象条件だったら、あるいは連泊だったら、ほんとに凍傷になるかもしれない。
我慢するだけなら我慢はできる。ただ、取り返しがつかなくなる事態になってからでは遅い。
そんな状況では心の底から楽しめない。
装備の工夫はもちろん必要だ。でも、それだけではダメだ。
体の中から変えていこう。
2013年の目標は肉体改造。
「寒いから林業やめました。スキーやめました。北海道やめました。」
そんなことにでもなったら、もう俺はおしまいだ。
親からもらったこの体に文句を言うつもりはない。
やれるだけのことをやって、自分なりの限界を知って、自分なりの楽しみ方を見つけよう。
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