2012/07/28

どんとこいまつり

"Don't 来い" ではない。

ボガンボスのどんとの祭りでもない。

職場のある東川町の夏のお祭りに顔を出してきた。

同僚が出店してるのでひやかしに。

というより仕事の後の生ビールが飲みたくて。

東川町は小さな町ではあるけれど田舎ではない。

そんなことをあらためて感じるお祭りでした。



こんな暑い日はさかなになりたい

熱中

北海道に来て2年目の夏。

北海道の冬を知った自分は暑さにめっぽう弱くなってしまったようだ。

30度を越えたらもう苦しい。

今週は連日30度を越え、現場も標高の低い当麻。

ハチも多く、今週だけで3回刺された。(今シーズン5回目)

暑さで意識は朦朧となり、何度か熱中症の症状を認識した。

(ホントにヤバイと思う瞬間もあった)

それに加えてハチの痛みとさらに刺されるかもしれないという恐怖。


「森を育てる」ということがこれほどまでに大変なことなのかとあらためて思う。

そしてこれほどまでに苦しい思いをしても森として成立しなかったり。

(実際にマツが育っていない現場もいくつかあった。何のために草刈りしてるんだ~!!)

いい木が育ったとしても二束三文で売られたりパルプになったり。

挙句の果てには林業が環境破壊だと後ろ指指されたり。。


みんなよく働いてるってつくづく思う。

汗だくになってハチに何度も刺されながら一心不乱に草を刈り続ける同僚たち。

給料だってメチャクチャ安いのに。。なんで??


その答えはひとりひとり違うだろうけど確実に言えることはみんな「山が好き」ってことだ。

これほどつらい仕事をしながらも辞めたいとはやっぱり思わない。

そんな魅力がこの仕事には確実にあるんだ。


2012/07/25

山との付き合い方














山と猟師とケモノたち (1979年)
南雲 藤治郎 山本 福義


上越の猟師の聞き書き。

やっぱりホンモノの話はおもしろい。

日ごろ山へ行ってはいるけど自分が一番したいのは何かって考えると「ハンティング」かもしれないと思うことがよくある。

頂を目指す登山やクライミングもおもしろいのだけど道なき道を突き進み山の生命を感じ取るような瞬間が一番ゾクゾクするからだ。

でも、この本を読んで思う。

「遊びでできる世界じゃない」 と。

生きるか死ぬかでケモノを追うくらいの覚悟がなければだめだ。

それをつきつめるとやはり登山やクライミングにたどりつくのかもしれない。

生きるか死ぬかの覚悟で頂を目指す。

趣味を越えた何かの世界。

でも登山はやはり自分だけの世界。猟師は生き物を相手にした世界。その差は大きい。

まぁ、これからも自分なりの山との付き合い方を求めていこう。

それにしても彼らの山の歩き方についての話はとってもためになる。

雪崩のこと、岩場の歩き方、テントの張り方などなど。

どんな登山雑誌なんかより勉強になった。













2012/07/23

まだまだ

まだまだ下刈りは続くわけだが今年は1回刈りの現場が多い。

2回刈りの2回目や1回刈りの現場は特に“当たり外れ”が大きい。

とんでもなく薮がかぶっている畝もあれば草がきれいに生えている畝もあったり。

ひどい畝に入るとどうしても

「前回だれかサボりやがったな・・・」

と思いながら作業をしてしまう。


しかし尊敬すべきうちらの大ベテランは違う。

「前回自分がサボったからこうなったんだと思って刈ればいい」


なるほど。

うちの会社にはサボるような人はいない。

それでもこうした差が出るのは技術不足や集中力の欠如といった要素からなのかもしれない。

そう考えてみると自分も手を抜くような仕事はしていないつもりだけど完璧な仕事からはまだまだ程遠いわけで「このひどい畝を前回刈ったのは自分かもしれない」と思うようになった。



2年目の下刈りも後半になってきたこの時期。

どこかでスピードを意識しすぎて仕事が雑になっていたように思う。

ベテランの一言でひどい畝に入るたびに「自分はまだまだだなぁ~」と思いながら仕事をするようになった。

そして時間はかかってもいいからきちっと仕事をしようと思うようになった。

森ができあがるのには非常に長い時間がかかるけどそれを壊すのはほんの一瞬。

何年もかけて育ててきた木を伐ってしまってはもともこもない。


ベテランにまたひとつ生きる姿勢を学ばせてもらった。

本当に素晴らしい人たちだ。

ありがとうございます。





2012/07/22

弱い

職場の焼肉大会の前にMTBで土場をジャンプして遊んでたら顔面からこけた。
唇切って血が出て顔はキズだらけ。
一瞬何のことやらわからなくってびっくりして子どものように泣きそうになった。

翌日は体じゅうが痛くって交通事故をおこしたみたい。

仕事の疲れと重なって日曜日はゆっくりしてようと思ったけどあだっちと岩へ。

久しぶりのカムイコタン。

梁山泊の登れそうな課題をいくつかとりついてみた。

いずれも4級の課題だけど登れそうな感じ。

あだっちはいかにも野生児ってかんじで裸足でいいところまで登ってた。

俺もいいところまでは行くんだけど普段登ってないから腕がすぐパンプするし、昨日の怪我もあっていまいち精神的にあがってこない。

結局二人とも敗退。

強くなりたい。。

2012/07/16

Good time

フェイスブックで久しぶりに連絡もらった高校時代の友達が出張で旭川へ来るというので再会。

だんなの方は家具デザインの仕事をしててつくり手の職人が旭川なんだって。

いつか一緒に仕事できるといいな。

嫁さんの方は六本木でソムリエしてて相変わらず美人。


ふたりとも今を楽しんでる感じでいい顔してたから俺もうれしくなってたくさん飲んだ。

もうなんだかとっても楽しくなってたくさん飲んだ。

昔の友と久しぶりに再会して昔の話ばかりされても俺はちっとも楽しくない。

昔の話を織り交ぜながらも3人がいるのは確実に現在でジンギスカン屋で大雪地ビールを飲んでることが重要なんだな。

こんな楽しい時間の後の二日酔いなら大歓迎だ。

ありがと、またね。

美男美女との酒はうまい!

2012/07/15

Mt.Aibetsu

海の日は休みになるはずだった。

花咲く山をのんびり歩き静かに山で1泊しようと思っていた。

上川の現場から見える愛別岳のピラミッドのような容姿に思いを馳せていた。


「あの頂に立ち裏旭の野営地で静かに星でも見上げよう。」


ところがどっこい海の日も仕事だ~

でも日曜日は晴れの予報。

お花も見ごろだし世間は3連休だから旭岳は混むだろう。

日帰りで愛別岳行ったら翌日の仕事に支障をきたすだろう。

でも、今しかない。

愛山渓温泉から永山岳を経由して愛別岳へ。帰りは当麻岳から沼平を経由しての20km。

登山道は想像以上に荒れていて予想より疲れたけれど滝や花、沼など満喫できた。

そして何よりあの愛別岳の岩場を登るのが楽しかった。

やっぱ岩登りしたいな。

ルート図はこんな感じ

データはこんな感じ

2012/07/08

やまもり祭り2012

やまもり祭り。

今年は日曜日の開催ということで全日参加。

廃校の校庭にチェーンソーの音が鳴り響き、木工家、養蜂家、建築家、造園家、などなど森に関わる様々なメンバーが集まってゆる~く行われるこのお祭り。

遊びに来てくれたお客さんが楽しんでくれるのが一番だけどスタッフ側も楽しめるイベントでないと祭りじゃない。というよりわれわれが楽しんでるのを見てよろこんでくれるのが祭りなのではないか。


で、よく知った顔から久しぶりの顔、新たな顔。

まだまだ2回目のこの祭り。これから時間をへてもっともっと盛り上がっていけばいいね~。


さて、昨年のやまもり祭りで出会った養蜂家のKさんと1年ぶりに再会。

冬の間は鹿児島~東北と各地でハチミツを採りながら先月旭川に帰ってきた。

そして今年もいろいろなハチミツの話を聞かせてもらう。

自分でも驚くくらいハチとハチミツの話を聞くと興奮してしまう。

なぜ、同じ蜜を採取するのか?

そもそもなんでハチミツをつくるのか?

同じ蜜でもなぜ甘いハチミツと薄いハチミツができるのか?

聞けば聞くほどに興奮し、新たな疑問が沸き、興味は尽かない。

「林業の仕事に出会う前に知っていたらこの世界に入っていたかもしれない」と本気で思う。

いいな~森。

昨日ハチに刺されて右腕がパンパンに腫れててハチを憎みたくなるけど、やっぱ嫌いになれない。

(スズメバチとミツバチじゃ全然違うけどね)

木霊さんのカービング実演。実は今日が彼のカービングを初めて見た。やっぱすごい。

ニセアカシアのハチミツ。同じニセアカシアでもやっぱり旭川と山形では微妙に味がちがう。









2012/07/04

体の一部になる

月見山の近くの現場。

2回刈りなんだけどいろいろあって本日が1回目の下刈り。

草は伸び放題に伸びている。3mちかいイタドリやからみつくアマチャヅル。

苗木はまったく見えない。

急傾斜なうえに石ガラだらけ。

とんでもなく神経を使う現場だ。


刈り刃に全神経を集中させながら下刈りをおこなっているうちに刈払い機を思い通りに動かせられるようになっていた。

なんとなく一皮剥けたような気がした。

草むらから苗木が出てくる瞬間が気持ちいい。

苗木の下には鳥の巣があったり・・・。今までの俺だったら鳥の巣ごと刈ってしまってたかも。。

道具が体の一部になる感覚。

これが大事。

2012/07/03

光を求めて



本日の下刈りの現場であのミズナラと再会。

根元直径で150cmくらいだろうか。

樹齢は400くらいはいってそう。

びっくりするほど大きいわけではないけれどミズナラの木でこのサイズとなると意外と無いもの。

大ベテランに話を聞くと「これくらいの木ならいくらでもあったもんよ。でも、いいやつはみ~んな伐っちまったもんな。これにしたって腐ってるから伐らなかっただけよ。」とのこと。


 あれくらいの木を倒すとなれば木を敬う気持ちがなければできない。

1本1本の木に対して真剣に向き合ってきた彼だから今も現役で仕事を続けられているのだ。


木を倒した後だって枝を払い、玉切りにして、道に出して、運材車に乗せるという作業がいかに危険で重労働だったことか。

戦後の貧しい時代に木を伐ってお金を稼いだことを否定できるだろうか?

そのお金がまわりまわって日本の経済をうるおし僕らは教育を受けられ、食べたい物を食べられ、行きたいところに行けたのだ。


必要なのは資源量の把握と適切な経営計画。

未来の世代のために良かれと思った行為が未来を潰すことにならないためにも必要なんだ。


などなどいろいろなことをこの木を見て思うわけだが、このミズナラは何も語らず、ただ太陽の光を求めて葉を広げている。

そんなシンプルなことが大事なんだと思う。









2012/07/01

FAならず





先日見つけた岩を登ってみようとおもってピウケナイから雨粉へ移動。


マットを背負って林道をてくてく歩く。

薮をこぎこぎで岩へ到着。

ナタをふりふりでアプローチの道を確保。

ブラシごしごしで岩をお掃除。

そして岩と向き合う。


良いラインを読むなんてことは俺にはできない。

とにかく自分で見つけた岩を自分で登りたかっただけ。

岩の最弱点をついたラインをつけばいい。


弱点がない・・・

まさに手も足も出ないで終了。


アンダーのカチしかホールドないやん・・



昨晩のピウケの自転車での登りにしろこの岩にしろ、自分の弱さを思い知らされた週末だ。