2013/03/31

シーズンはつづく

ペン作りもなんとか終わらせたけど近隣のスキー場も終わっちゃった。

だけど、クローズしたゲレンデを滑るのもいい感じ。

そんなスキー場でちょっとしたレジェンドと立ち話。

「うまくなりたかったらやっぱりこの時期の雪を滑らないとダメだよ」

そーだよなー。

クローズしたゲレンデでばったり会ったNさんと犬とゲレンデを滑る。

そしてNさんに旭岳につれってもらう。

まだまだそこは冬で思いっきりパウダーで。

春の雪や深雪はやっぱり難しい。

でもでも楽しくて。

1本滑るのに2時間以上歩くんだからひとつのターンがホントに大事で。

スキー場がオープンしてた頃の自分の滑りにここまでの気持ちがあったのかと自分を責めるわけだ。

そんなこんなで遊びすぎて風邪をひいたわけだね。

まだまだ雪はあるんだよと。

リンクス

盤の沢

旭岳はまだ冬


2013/03/27

決心

たまたま立ち寄った紋別のリサイクルショップで激安で売られてたので買っちゃったテレビがでかすぎるので引越をしようと思う。


2013/03/24

たきのうえのひとびと

滝上に行ってきた。

アダーチョが3年過ごしたこの小さな町のディープな人たちとの時間を楽しむ。

彼が働いてた林業会社。

彼が働いてた役場。

紋別のKNJさん。

観光協会のひと。

陽殖園の武市さん。

牧場の人。

文庫の人。

そして、滝上にゆかりある林業関係者たち。



小さい町で、先進的な林業の試みをしているわけでもないし、注目されてるわけでもない。

それでも、これだけの人間がここに集まり、散らばり、あちこちで林業を本気で考えて、動いてる。

それはこの町が持っている何かが何かを起こしてるからなんだろう。

それが何なのかはたった3日じゃわからない。

そしてそれはわからない人には何十年住んでいてもわからない。

思うにきっとそれはどこにでもあるはずなのだ。

気づくか気づかないかというよりは、自分がその何かになれるか、なれないかなのだろう。

自分もその場所のその何かになろうじゃないかと思うのだ。


KNJさんの家
武市さん。かれはウォーリアだ。
十数名が集いあーだこーだと森に関わる夢を語り明かす


2013/03/19

悪い雪などない

昨日・今日と気温は+5度越え。しかも雨なんか降っちゃって。。

藻琴セッションで悪雪への対応が必要と痛切に感じ、「これは行くしかないでしょ~」とサンタのナイターへ。

悪雪っていうか氷でした。

やわらかめでカービングのきついテレマークでは厳しすぎた。

振動で脳みそいかれちゃいそうだった。

こんな日にナイターで滑る人はやっぱり変態かアルペンレーサーでゲレンデはいつもと違う世界だった。

テレマークの限界というべきか何というか善し悪しがわかってきた。

アルペンとテレマークを上手に組み合わせて滑るのがいいのだと思う。

でも、しばらくはテレマークでスキルアップだ。

2013/03/17

Mt.Mokoto with Easterns



ペン作りもあって毎年恒例の道東ツアーは4月以降になりそうだ。

そうなるとスキーはちょっと厳しいかな・・・。

NOKと一度も滑れないなんてもったいなさすぎる。

ということで藻琴で滑るというNOKと合流すべく日帰り藻琴山ツアー。

4時間かけて快晴の藻琴山に到着。

メンバーは別海からの4名+自分。

前回藻琴にきたのはちょうど1年前。

その時はアルペン+セキュラフィックスで死にかけたけど、今回はテレマークに新しいシール。

ウェアもゴアテックスということでハイクアップは快適そのもの。

途中すれ違ったスノーシューのおばちゃんの一言がすべてを物語る。

「いや~、今日は本当に素晴らしいわね。みんなニコニコして歩いてるもの~」


で、ドロップポイントに着き滑走準備。

かなりの斜度とやっかいそうな雪質に去年の悪夢がフラッシュバック。

テレマーク歴は1年だけど去年のアルペンよりはうまくなったかもしれないと思ってたけどやっぱぜんぜんでした・・・。

確かにテレマークでは厳しい雪だったけどそれ以上に心が山に負けてた。
まったく去年と同じだったね。

自分に足りないのは技術だけじゃない。

メンタルな部分もあるけど、それは雪に対する経験不足が大きいと思う。

「この雪ならこうなる」といった引き出しがあまりにも少ないから未知のものへの不安を抱いてドロップするからどうしても恐怖心につぶされてしまう。

滑り始めも「こうなの~~~~~」って感じで1本目は終わってしまう。

そして、この日はメンバーの都合により1本で終了。

片道4時間かけて5分滑走して学んだことは支払ったガソリン代よりはるかに価値のあるものだった。

やっぱり山は素晴らしい。仲間は素晴らしい。

いろいろな雪に慣れていこう。技術は必然的についてくると信じて。











2013/03/15

内職

お勤め終了。

当初1月で終わる予定だったので2ヶ月かけてスキーの合間にやろうと請け負った森のペンづくり。

雇用が伸びて結局2週間で終わらせなければならなくなった。

シラカバの枝を切り取って、ドリルで穴をあけて、ペン先を削り、レンジで乾燥させて、ペン芯をボンド付けする。

1000本。

木を削ったりするのは楽しいけれど納期と本数を考えるとさすがにげんなりしてしまう。

スキーしてる時間もなくなるし・・・。

でも、引き受けた以上はきっちりやるよ。

サラリーマン金太郎は入社して最初の仕事は鉛筆削りだった。
それで彼は全力を尽くし、認められたわけだよ。

誰も褒めてくれないかもしれないけど、精一杯やりますよん。

2013/03/10

滑走中のリスク

Jファミリー&アダーチョとスキー@カムイリンクス。

今回も暴風雪。

 Jファミリーが到着する前にアダーチョと滑りまくる。

暴風雪により圧雪が行き届いておらず凸凹な斜面に新たに積もった雪で滑走はかなり難しい。

ふたりともテレマークなのでなおさらで、ばったばた転びながら、キャッキャ言って滑る。

途中、頭から前のめりに転び、頭が雪に刺さりそのまま腰がエビ反りになって1回転した。

腰に電気が走り、「やっちゃった?」とおそるおそる体が動くかどうか確認する。

何とか動いた。

その後も林のなかを滑ってて木に激突したり。

いままでBCのリスクは雪崩、路迷い、装備不良、低体温といったことを中心に考えていたけど、やっぱり滑走のリスクを真剣に考えないとダメだと心を改める。

山で怪我して自走できなくなったら?

救助を求める人がいなかったら?

自分のスキルと斜面を見定められるのか?


結局、リフトがクローズするまでびっちり滑り倒してフラフラ。

悪い雪での滑走はリスクも大きいけどいい練習になった。

アダーチョは完全にテレマークを自分のものにしつつある。

自分はまだまだだけどこれくらいの悪条件なら楽しめるようになってきた。






2013/03/09

えれくしょん

ケニアの大統領選挙。
前回の悪夢からはや5年。
法律も変わり、国民の意識も変わり、「今度は大丈夫」とみなが言っていた。

でも、前回の選挙のときも同じ台詞を聞いていた。

コンピュータ集計システムがクラッシュし開票が遅れる。
不穏なニュースも流れるが暴動は発生せずに無事に新大統領が決まった。

過半数を取らなければ決選投票になる今回の選挙だけどウフル・ケニヤッタの獲得票は50.1%!

暴動が起きなかったことは素晴らしいと素直に言いたい。

でも、国としてこれからどうなるか。そっちの方が大事。

だけどケニアより日本の方が心配だ。

政治に無関心で、国の行く末に悲観的で、どん詰まりなのに目をつむり目先の利益を求め、すべてを政治のせいにして他人事。

暴動はよくないけれど、これでいいのか?

2013/03/06

皆伐終了

皆伐が終了した。

55年生のトドマツ。帯状皆伐で0.96ha。0.96ha。0.64haの3採面。
1060本で710立方ほど。

木はあまり形質がよくなくパルプ材ばかり。

ツルがらみがひどいのは初期保育が悪かったからなのか、それとも土が悪くて初期成長が悪くて保育がおざなりにされてしまったからなのか。


皆伐は間伐と違って倒すのはさほど難しくはない。(安全というわけではない)

ブルとグラップルを1台ずつしか保有しないこの作業システムではどうしても木寄せと集材がボトルネックとなる。

いかに木寄せしやすい方向へ伐倒できるかが山子の腕の見せ所であり、作業効率の向上に大きくつながる。

また、皆伐となると更新を伴うわけで、枝条の処理を考えなければならない。
今回は林内には放置しないということですべて林外で枝払いを行った。
それでもやはり枝条は出るわけで雪に埋もれたボサは相当なものだろう。

ただでさえ集材が遅れて作業効率が下がるのに集材手に枝払いをさせていてはたまらない。
ある程度木寄せがすんだら山子により枝払いをおこない集材後に林外に重機で出してしまったほうが効率的だ。

とはいえ雪が積もったら枝条も見えなくなってしまうので臨機応変に。
雪がないと重機が入れない現場であればなおさら慎重に枝条の処理に気を使うべきだ。
でないと地拵えが大変なことになってしまう。

まぁ、とにかく怪我なく終えられてよかった。
何度か冷や汗をかくこともあったけど・・・。

伐倒の技術はと言えば70点くらいかな。
チェーンソーの扱いには慣れたし、時間をかければある程度の木は倒せる自信もある。

あとは体に動きをしみ込ませ、あらゆる状況に対応した伐倒の方法を確実にできるようにするにはやはり頭を使いながら経験を積んでいく以外にないだろう。

また、来年だ。





2013/03/04

ヒカリを感じた


伐倒が終わり、土場での作業が続く。

皆伐の現場では再造林に邪魔になるため枝条などは林内に放置できない。

だから土場に大量の枝条がたまる。

もともとはボイラー屋に引き取ってもらう予定だったようだけどその話もなくなり、山に返すことになった。

全部が全部山に返すのも相当な手間なので暖をとりがてら燃やせるものは燃やしていく。


以前から焚き火は好きでいろいろな所で焚き火をしてきた。

だけど、この仕事をしてから焚き火を見る目が変わったことに気づいた。


先人が植えて育ててきた木を伐採し、その木っ端を燃やすということ。

数十年分の太陽のエネルギーが木となって蓄えられていく。

そしてその木が炎となって再びエネルギーを短時間で放出する。

そのエネルギーのループをまじまじと感じる。

この熱は太陽の熱だ。

光が木となり、木が光となる。

火・土・水・風。ヨキ。

焚き火で宇宙を感じた。

そして自分もまた光の一部なのだと感じた。

2013/03/03

大宴会2013



毎年恒例の大宴会。

去年は来れなかった人もやってきて2年ぶりの再会した人。1年ぶりの人。ちょくちょく会ってる人など。

ふだん林業関係の人ばかりと顔を合わしているのでこういった機会は貴重だし、うれしいし、楽しい。


なかなか「俺はこれをやってます!」とアピールできるものもないし、自己主張するのが苦手なところもあるので自分自身にもどかしく感じることもある。

でも、焦ったってしゃーない。

俺は俺。いっこづつ。自分の感じたことを信じて歩んでいくしかない。

何を感じるかはこういう刺激的な人たちと会うことで生まれてくる。

たま~に人と会うのもおっくうになることもあるけど、やっぱり人と会うのは楽しい。

2013/03/02

足を砕きかける

大荒れの天気。
道内では9名の方が猛吹雪で亡くなったが現場周辺はそれほどでもなかった。

伐倒も残すところわずか。

ときおり突風が吹くものの普段どおり作業を行っていた。

あと2本でその現場が終わるという時だった。

ベテランが受け口を彫り、追い口を入れようとするときに風が急に強まった。

すかさずクサビを入れるベテラン。

ふだん彼はマサカリを使わない。現場にあるものでこしらえてクサビを撃つ。

強まる風に彼は近くにいた自分に「マサカリ貸して」と声を掛けた。

まさかりを手渡したとき、風はいっそう強まり木はそのまま受け口とは違う方向にちぎれるようにして倒れていった。

倒れていく方向にはかかり木があった。

「危ない!」

無我夢中で逃げた。

倒れた木はかかり木にあたりずれ落ちるようにして自分の方向に飛んできた。

深い雪に足をとられながらも必死に飛んだ。

飛んだ方向には木が倒れていた。

「まずい・・・」

徐々に雪煙が落ちついてきてあたりが見えてきたとき、自分の足は倒れた木と飛んできた木の隙間にあった。

その隙間はわずか数十センチ。

あと数センチずれていたら俺の右足は粉々になっていただろう。

その瞬間は「よかった~」と安堵したがしばらくして恐怖心が湧いてきた。

その後しばらくはチェンソーを握れなかった。

ベテランも責任を感じたのか、気を遣ってくれたのか「ちょっとやすんどれ」とその後の処理を彼がひとりで行った。

しばらくして最後の1本を「お前やるか?」と彼は言う。

少しためらった。まだ心が動揺していたからだ。

でも、それが彼の思いやりだというのを感じた。

伐倒で怖い思いをしてチェンソーを逃げれなくなることはきっと誰しもが通る道。

それを乗り越えるのはやはり伐倒しかない。

それを彼は知っているからこそ俺に最後の1本を任せたのだろう。

じっくりと時間をかけて、気持ちを集中させて、風が弱まるのを待って、最後の1本を倒した。

やはり、木と向き合うことは真剣勝負なのだ。

その機会を与えてくれたことに感謝する。

そして、無事に済んだことに感謝する。