列状での伐り捨て間伐の仕事がしばらく続いている。
当然のことながら気分はのらない。
そもそも自分は自分で納得できないことにはまったく気分がのらない。
気持ちは仕事に表れる。
作業は雑になり、気持ちも荒くなる。
「となりに木が無かったら伐らなくていいですよね?」
「あきらかに太い木は伐らなくていいですよね?」
そう確認をとったうえで自分は基本的には列状で伐りながらも自分なりに定性的な間伐を行っていた。
そうしたら怒鳴られた。
「何で伐らないんだ!みんなちゃんと伐ってるだろうが!」
「これを伐っちゃったら木がなくなっちゃいますよ!伐らなくていいって言ったじゃないですか!」
「列で伐るっていう仕事なんだ。今から全部伐れ!!お前の伐り方は汚い!」
悲しかった。悔しかった。情けなかった。
自分なりに考えて仕事をした結果が「サボっている」と勘違いされ、「定性」よりも「列状」のほうがきれいと考えている人と仕事をしていることが。
尊敬していたベテランだっただけになおさらだった。
しょせんは彼も雇われて言われてきたことをやってきた男なのだ。
わかっていたことだけどそこには目をつむってきたことなのだが。。
理想の会社なんて存在しない。
あるとしたらそれは自分でつくるしかない。
それは北海道に来たときから変わらない気持ちだ。
そろそろ動く時期かもしれない。
2013/11/14
2013/11/02
2013/10/30
FW2後期
FW2年目研修後期。
もう、うんざりなわけだけどその辺はもう言ってもしかたないので。。。
今回の収穫は東大演習林の大径木伐倒を見学できたことと芦別のカリスマ乾燥博士の施設を見学できたこと。
やっぱ道内で頑張っている人のところに出かけて行って話をきくのがいちばん勉強になる。
しかし気になったのはこの乾燥博士の仕事の状況だ。
彼の技術は彼にしかできない。
だが70歳にもなる彼の後継者はいない。
その理由を尋ねると「いちど釜に入れたら親兄弟が死んだって釜から離れることはできない。そんな仕事誰もやりたがらない。」
それじゃ、あかん。
そもそも人工乾燥をかけなければ家は建たないのか?
そこをもう一度考え直さなければならないのではないだろうか。
もう、うんざりなわけだけどその辺はもう言ってもしかたないので。。。
今回の収穫は東大演習林の大径木伐倒を見学できたことと芦別のカリスマ乾燥博士の施設を見学できたこと。
やっぱ道内で頑張っている人のところに出かけて行って話をきくのがいちばん勉強になる。
| それほど大径ではないけれど大径木伐倒を専門に請負っている技術者の伐倒は勉強になった。 |
| 採材は大事です。 |
| ローカルテレビで大人気のカラマツ乾燥博士。 |
| 木は生き物。一本一本違う。だから乾燥も一本一本やり方が違う。 |
しかし気になったのはこの乾燥博士の仕事の状況だ。
彼の技術は彼にしかできない。
だが70歳にもなる彼の後継者はいない。
その理由を尋ねると「いちど釜に入れたら親兄弟が死んだって釜から離れることはできない。そんな仕事誰もやりたがらない。」
それじゃ、あかん。
そもそも人工乾燥をかけなければ家は建たないのか?
そこをもう一度考え直さなければならないのではないだろうか。
2013/10/27
2013/10/17
2013/10/13
夢の場所
「俺には夢がある。小川のほとりに小屋を立てて暮らすんだ。」
彼がそう言ったのは昨年のことだった。それから1年足らずでその場所を見つけ、小屋を建て、井戸を掘っているという。
これは行かねばならぬ。と思いつつも片道7時間の道のりは週休1日の自分には厳しかった。
雪が降る前に。と、貴重な連休となったこの日に行ってきた。
そこには小さいながらも立派な小屋が建っていて、ヤチダモやナラなどがまばらにはえていてそのあいだを縫うように小川が緩やかに蛇行して流れている。
「この川に秋味(サケ)が登ってくるんだぜ」
その日は秋味を見ることは叶わなかったけど近くの川でアメマスを釣りに行ったら秋味が必死に産卵していた。
手掘りした井戸水でビールを冷やし、焚き火をしながら釣ったアメマスをあぶりながらこの土地の未来を語り合う。
彼の嫁はこう言って笑う。
「これだけの田舎に生まれ育ってるのにさらなる田舎を求めるなんてどうかしてる。」
都会とか田舎とかの問題じゃなくて、それがただ単におもしろいからやってるんだ。
「生きる」という行為そのものが楽しいと思えるための手段。
そんな遊びを実践している人間がこの土地には少なからずいる。
この土地に住んでよかったなって思える。そして俺も早く遊び場を手に入れたいと改めて思う。
彼がそう言ったのは昨年のことだった。それから1年足らずでその場所を見つけ、小屋を建て、井戸を掘っているという。
これは行かねばならぬ。と思いつつも片道7時間の道のりは週休1日の自分には厳しかった。
雪が降る前に。と、貴重な連休となったこの日に行ってきた。
そこには小さいながらも立派な小屋が建っていて、ヤチダモやナラなどがまばらにはえていてそのあいだを縫うように小川が緩やかに蛇行して流れている。
「この川に秋味(サケ)が登ってくるんだぜ」
その日は秋味を見ることは叶わなかったけど近くの川でアメマスを釣りに行ったら秋味が必死に産卵していた。
手掘りした井戸水でビールを冷やし、焚き火をしながら釣ったアメマスをあぶりながらこの土地の未来を語り合う。
彼の嫁はこう言って笑う。
「これだけの田舎に生まれ育ってるのにさらなる田舎を求めるなんてどうかしてる。」
都会とか田舎とかの問題じゃなくて、それがただ単におもしろいからやってるんだ。
「生きる」という行為そのものが楽しいと思えるための手段。
そんな遊びを実践している人間がこの土地には少なからずいる。
この土地に住んでよかったなって思える。そして俺も早く遊び場を手に入れたいと改めて思う。
2013/10/11
列状切捨て間伐
おどろくべき施業が現実のものとなった。
『列状切り捨て間伐』
最初きいたときは冗談だと思っていたんだ。
隣の列に枯損があってもそれをきらないでぶっとい木をきる。
「もったいないと思わないの?」
そんな質問から帰ってきた答えに林業の奥深い問題を知ることになる。
「列状ならかかり木にならないから安全で効率的でしょ」
彼らは本気で徐伐のときもかかり木を教科書どおりに処理していると思っているのだろうか?
そうではないとしても、そう言われたら 「んだ」 としか答えられないこの業界。
しかし、徐伐で列で抜いて間伐でも列で抜いたらどんな山になるんだろう?
機械化が進んでいる北海道の林業。無垢材の建材としての需要の少ない北海道の人工林。
「これでいいんだ」と言われたら何も言えない。
だけど、苦労して何十年もかけて育ててきたわれらの大ベテランたちはどう思っているんだろう。
俺は情けないやら、悔しいやらでチェーンソーを握る手も力が入らないでいた。
そしたらベテランが「太いのはきらんでいいぞ。もったいないべ。そんなの誰が見ても明らかだべ。」
救われた。
列状切り捨て間伐。愚の骨頂。恥じるべし。
『列状切り捨て間伐』
最初きいたときは冗談だと思っていたんだ。
隣の列に枯損があってもそれをきらないでぶっとい木をきる。
「もったいないと思わないの?」
そんな質問から帰ってきた答えに林業の奥深い問題を知ることになる。
「列状ならかかり木にならないから安全で効率的でしょ」
彼らは本気で徐伐のときもかかり木を教科書どおりに処理していると思っているのだろうか?
そうではないとしても、そう言われたら 「んだ」 としか答えられないこの業界。
しかし、徐伐で列で抜いて間伐でも列で抜いたらどんな山になるんだろう?
機械化が進んでいる北海道の林業。無垢材の建材としての需要の少ない北海道の人工林。
「これでいいんだ」と言われたら何も言えない。
だけど、苦労して何十年もかけて育ててきたわれらの大ベテランたちはどう思っているんだろう。
俺は情けないやら、悔しいやらでチェーンソーを握る手も力が入らないでいた。
そしたらベテランが「太いのはきらんでいいぞ。もったいないべ。そんなの誰が見ても明らかだべ。」
救われた。
列状切り捨て間伐。愚の骨頂。恥じるべし。
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