2011/12/12

ボローニャな歳の瀬の週末

金曜の夜は冬の職場の忘年会。
土曜の夜は下川組を交えてお月見。
日曜の夜は夏の職場の人と飲み会。

久しぶりに連日の酒。

歳も暮れですな。

シカ肉料理その2

シカ肉ボロネーゼスパゲッティ。ボーノ!

2011/12/08

山の男

スキーをはくには訓練を受けなければならないルールのためスキーははけない。
(これは俺だけでなく全職員がそう)

「スノーシューで歩くには雪がしまっていない 」という理由で調査になかなか行けない。

行けないことはないのだが、調査に行くのは事務仕事中心の60代がメインなので行きたがらない。


なので除雪するか、寝てるか、おしゃべりするか。

なにかとフラストレーションがたまります。



そんななか私と同じ立場で雇われているUさんは心の救いだ。

中学出てからずっと山の世界で過ごしてきた彼は登山家でもありハンターでもある。

余計なことは口にせず、黙々と仕事をこなす。

そんな彼が今日は自分で撃ち取った鹿肉をおすそ分けしてくれた。

彼ともっと長い時間山にいられたらと思いながら今日も5時になるまでごろごろして過ごす。

黙ってシカ肉をさばくUさん

背ロースの部分をスライスした状況

ぷりっぷりのもも肉

とりあえずシンプルに塩コショウで焼いて食す。肉の味がする。

2011/12/07

この国の森を守る仕事


役所の組織で臨時作業員という肩書きで仕事をしている。

公務員という組織の仕事をするのは初めてではない。

ケニアでも役所で働いていた。

「ケニア人は働かないな~」

とはじめのうちは思っていたけど、いろいろ事情がわかってくると

「公務員ってどこもおんなじだな~」

と思うようになった。

仕事に対する考え方がまったく違う。

仕事をしようとしまいと売上があがるという概念はないし、給料だって変わらない。

ムダをなくしたって同じこと。


そんな彼らを否定するつもりはない。

あの環境ではたいていの人間が働かなくなってしまうのは無理もない。

そんななかでも志高く努力している人もいるわけだし、誰かがやらなければならない大切な仕事(その多くは退屈な仕事である)をこなすというのも大変なことだと思う。

公務員というだけで否定するのは短絡過ぎるだろう。



でも、今日はショックだった。

2011/12/06

調査初日

今週から調査の仕事がはじまった。

初日はオリエンテーションと除雪で終了。
そして今日からは実際の調査。

スキーを履くのは訓練を受けた後とのことで本日はつぼ足。

半面山のふもとのトドマツ50年生の林分材積を調査する。

雪は予想よりも多く、つぼ足では場所によって胸までのラッセルとなる。

歩く距離はたいしてないので体力づくりというよりは雪上行動の訓練と考えたい。

濡れない。濡らさない。そして、ルートファインディング。



現場は雑木も多い。
当然ながらすでに葉っぱを落としているので樹皮と樹形と冬芽をたよりに樹種を同定する。

むずい。。


(本日同定した樹種:トドマツ、カラマツ、ヤチダモ、ヤマザクラ、シラカバ、ハリギリ、イタヤカエデ、ホウノキ、シナノキ、ハルニレ、ミズキ、アズキナシ)


トドマツの林になぜかカラマツが混在している。

その理由を自分なりに考えてみたけどよくわからず森林官に聞いてみると「カラマツを植栽したけどうまく成林しなかったからトドマツを植えたのではないか」とのこと。

いろいろと学べるな~、この仕事。

ちなみに一緒に歩いている臨時作業員のおじさんはこの道40年の大ベテランでありアコンカグア、キリマンジャロのサミッター。
(ケニア山にも2度登ってる)

いい仕事に出会えたです。



2011/12/05

ゲスト from 森エネ

いつもお世話になってるJさんから連絡が入る。

「東京からバイオマス関連の人が来てるからおいでよ」

じつはそのお客さんは岐阜で会っていた人で話はメチャクチャ盛り上がる。

共通の知り合いの話。

バイオマス利用の話。

山登りの話。

文化人類学の話。

なんだか共通する話題ばかり。(Oさんは大学も同じだった)

じつはこの3人とJさんの息子は4人とも午年のB型。

これが何を意味するかわからないけれどわれわれが共通の流れを感じ取り共通の方角へ進もうとしているのは確かだ。

やっぱり俺は銭湯プロジェクトを実行させたいな。


2011/12/02

アンパンマンとキリストと宮沢賢治



北海道の冬は寒い。だからホームセンターなどでも防寒グローブが豊富に売られている。
この写真のものは-60度でもゴムが硬くならない完全防水のグローブ。

「いろいろ試したけどこれがいちばんいい」と山のガイドも愛用していた。
山仕事にも重宝しそう。
チェーンソー握るのにはごわつきすぎるとのことだけどデザインも鮮やかな黄色でアンパンマンみたいでかわいらしい。



アンパンマンをネットで調べてみたら(ひまだね~)いろいろ感動したので載せておく。

誰もが知っている(?)アンパンマーチの歌のフルバージョンはその歌詞に度肝をぬかされる。
こんな歌を子どもが歌ってたら確かにびびるかも。

作詞はアンパンマンの生みの親である、やなせたかし。彼のアンパンマンに対する思いもあわせて知るともうアンパンマンに対する見かたが変わる。

やなせたかしはクリスチャンのようでアンパンマンとジーザスをダブらせている部分があるらしい。おれのなかでは「おのれを勘定に入れない」という宮沢賢治の世界=どんちゃん(『同じ月を見ている』)だ。

このグローブはちょっと高いけど冬の北海道では必須アイテムだし、アンパンマングローブとしてもマストアイテムだ。




2011/12/01

植村直己について



北極点グリーンランド単独行 (1978年)
植村 直己
B000J8LNVI

植村直己に好感をもてるのは鉄のような強い意志を持ちつつも「自分の弱さをさらけだせる」ところ。

冒険家や登山家の本などを読んでいてときおり残念に思うことがある。


・自然への謙虚さを説きつつも人間に対しての謙虚さが感じられない

・・・行間に山を登らない人間を見下しているようなところが見えたりすると残念に思う。

・文章が拙い

・・・せっかくの人柄(?)なのに伝わらない、むしろかえって誤解を招く。
こればっかりはしかたがないことかもしれないけど、インタビュー形式などにしたりと工夫はできるはず。(でも、こういう人たちは良くも悪くも偏屈な人が多いからね。。)


いずれも直接会えば素晴らしい人なのだろうけど本を通してしか会えない人はどうしようもない。
(もう亡くなっている人も多いし)

そうしたなかで植村直己の本はとても好きだ。本を通して植村直己のことをどんどん好きになれる。

文章力は決して高等とは言えないけれど、自分のことばで語っているし、伝えたいことは山ほどあるはずなのに潔く削っているから余計に伝わってくることがある。

自分の弱さをさらけ出せるというのは非常に勇気のいることだと思う。
どんな人だって弱いところはあると思う。それを受け入れながらより強くなろうとする姿勢に自分は価値を置いている。

せっかくなのでその一部を転載しておく。