2012/11/09

忠別川のサケ2012


ことしも家のすぐ近くの忠別川にサケがあがってきている。

仕事帰りによってみると産卵を終えたサケの力果てている姿が。。

きょねん初めて忠別川にもどってきたサケ。

それから1年でこの川におこった変化はロープが張られていたことくらい。

この川のこの場所で産卵ができるのか?
卵はかえることができるのか?

そのあたりのことはいまもまだ謎のまま。

いったい誰が稚魚を放流したのかな?

それにしても、このホッチャレたち。

ここらにはキツネもいるしトンビもカラスもいるけどどういうわけか誰も食べてない。

川岸も川底もコンクリだからホッチャレの養分は土には返らないのだね。

せめて他の動物の餌となれば救われるように思えるのは俺の勝手な話だ。







2012/11/04

プロフェッショナル

髪を伸ばし始めて1年。

知り合いの美容師にあれこれとお願いしながらいろいろな髪型を試してみたけどいずれもしっくりこなかった。

夏は暑く、冬は風呂上りが寒い。

ドライヤーやらヘアクリームやらトリートメントやらでいいことは何もないではないか!

とはいえこれから冬を迎える時期に切ってしまうのももったいないので美容師に「もう、ぜんぶお任せするから好きにして!」と伝える。

さすがプロ。

彼は俺の期待に応えてくれた。

しかし、残念なのは1日の大半をヘルメットかぶってるからパーマもクソもないってことだ。



プロのアーティストであるならば

あだっちのつくったペーパンのみちのお披露目会に顔を出した。

参加者の前で自分のつくったみちを熱心に伝えるあだっち。

その説明を聞いたひとりの老人がこう言った。

「あんたは芸術家だな」

そう。もりづくりはアートなんだ。


アートだから正解はない。アートといえども依頼主がいる場合はアーティストの自己満足であってはならない。

だから今回の依頼主がどう思っているのかがよくわからなかったのがあだっちも気になっていたようだ。

なんとなく林業の道とあだっちの作った道と遊歩道のはざまに戸惑っているように自分は感じた。

アーティストである以前にプロであるべきだ。

プロであるならばお客の望みをいかにしてくみとりお客の期待以上のものを提供できるようにならなければならない。

あだっちの道は素晴らしい出来だ。

だからこそお客がどう思っているかが気になる。

そのあいだを取り持った彼らはそこに気を遣っているだろうかが気になる。


2012/11/03

巨木再会

夏は暑すぎて、秋は釣りにはまりすぎてMTBにほとんど乗れていない。

雪が積もる前に!

と思いつつも休日は雨の日がつづく・・・

そして今日も雨。

雨でも自転車は乗れる!あのミズナラの巨木に会いに行こう!!

と家を出るとドシャ降り。。

これは危ないかもしれないなぁ。。ということでしかたないのでジムニーで山へ向かう。

最初の現場は道から近い。


記憶が曖昧だったので探すのにしばらく迷ったけど何とか見つけ出した。


巨木を写真で写すのはむずかしい。これでも直径は2mくらいはある。


夏に見たときはもっと大きく感じたのだけど、やっぱりあれの方がでかい。
だけど根元にマイタケの残骸があった。
来年に期待だ。

ここまできたらやはりあれに会いに行きたい。

ちょっと遠いけど行ってみた。

標高をあげるにつれて雨は雪に変わり現場付近では10cmくらい積もってた。

ジムニーは犬のようにはしゃぎながら山道を突き進んでいく。

土場に車を止めて徒歩で雪を踏みしめる。

ササは雪で頭をもたげ、苗木は重たい湿雪に埋もれかかっている。

あれだけ暑かった下刈りの現場がまるで別世界のように白と黒の世界につつまれている。

しばらく歩くとその樹は静かに大きくたたずんでいた。


やっぱりでかい。

しばしのあいだその空間を味わい下山。

道中いつも気になっていた沢で竿をふるも不発。

つぎは自転車で行きたいな。



デルス指を失う

デルス・ウエーダがマナスルで凍傷になったと聞き見舞いに行く。

電話ではかなり落ち込んでいたので心配だった。

もともとアル注気味の彼はやはり朝から酒を飲んでいた。

10本の指が凍傷にかかり左手のほとんどと右手の少しを切り落とすことになりそうだという。

マナスルでは先行のパーティーが雪崩に巻き込まれ12人が命をなくした。その雪崩がデルスの目の前を通り過ぎていったという。

それでも予定通りマナスルのピークを目指し猛烈な風と低酸素でふらふらになりながらも登頂を果たしたという。

下山しようとした時に自分の手の異常に気づき、ヘリで緊急下山となったとのこと。

アコンカグアにも登っている彼だけど7000mと8000mでは別の世界だという。

もう、高い山はたくさんだという。


離婚して独りででかい家に住んで酒ばかり飲んでいる彼だけど最後にこう言った。

「まぁ、右の人差し指はなんとか切らずにすみそうだから、今度鹿撃ちに行こうな。」

おみやげにでっかい白菜をまるごともらい、彼はまちがいなくまた山に登ると思いながら彼の家を後にした。

山に憑かれた男は山でしか生きられない。

山に逃げるような男なら次は指だけではすまされない。

デルスは山の男だ。



2012/11/02

34-year-old




テレマークスキーで山を滑りたくて始めたスキー。

あのころは山を滑るスキーのことをテレマークスキーだと思っていた。

それから4年。そろそろ自分の道具で山を滑りたい。

スキーの事情がわかりはじめ、テレマークである必要があるのかどうか悩んだ。

最近のATスキーの道具の進化はめざましくアルペンでもかなり自由に山を登ることができるようになってきているようだ。
テレマークという技術的なハードルをわざわざあげる必要があるのか?

ATのほうがいいのではないか?


だけど、昨年のゾンメルスキーで山を歩いた感覚が忘れられなかった。

歩くことと滑ることが同線上にあるこのスキーを覚えれば冬の山をより自由に動くことができる。

答えは決まった。


だけど問題は何を買えばいいかだ。

あまり高い道具は買えないし、まだ必要ないと思っていたのだけど知人からVector Glideを強烈に勧められた。

中途半端な板を買ってすぐ飽きてしまうくらいならVectorを買え!10年は使えるから。


Vector Glide乗ってゲレンデで転びまくってたら白い目で見られるだろうし、予算的にとても買えない。

と思いつつも彼の話を聞いているうちに欲しくなってしまう。

ネットオークションで調べてみたらまさにビンゴな板が金具付きでリーズナブルな価格で出品されている。

あれこれ知っている人に相談してるうちに「買いだな・・・」ってことになって買ってしまった。

その板が俺の誕生日に到着した。

Vector Glide Omnny Telemark(2011モデル) + Rottefella Cobra R4

ブーツとポールは秀岳荘のセールでお買い得にゲット。

Garmont Kenai + Black Diamond Compactor

あ~かっこいい。あ~うれしい。素敵な誕生日をありがとう。

早く雪積もれ~~

ふらっとたちよったリサイクルショップでワカンを格安でゲット




2012/11/01

荒山雅行氏を悼む


私が簡単な自己紹介を終えると彼はこう言った。

「その顔の傷はチェーンソーか?」

私がそうだとうなずくと彼はこう続けた。

「きみの様なものに山仕事をする資格はない。」


私がチェーンソーで自分の顔面を切ったときは誰もが優しい言葉をかけてくれた。

それは落ち込む自分を見てのことだということはわかっていた。

私は怪我をしたことを心の底から恥じていた。だからその怪我について自ら口にすることはほとんどなかった。

ふつうの人は私の傷を見てもそれがチェーンソーによるものだとは気づかない。
林業に従事する者ならわかるかもしれないが誰も私の傷について触れようとはしなかった。

だから私の怪我について話題になることはほとんどなかった。もちろんそれについて叱責するような者などいなかった。