2011/06/18

絶景、焼肉、野球、クマ

本日の下刈りの現場は109林班66小班。
ここを訪れたのは4度目。

最初は去年の夏に専務に連れてってもらった。
「晴れてればきれいなんだよ」と。

そして先月アブラムシ除去薬散布の写真。
「晴れてれば写真スポットなんだよ」と。

で昨日の下刈りの写真撮影。最高に晴れていた。


ここからの景色を味わえるのは道有林関係者のみ。ぜいたく。



「ここに住みたい。。」

想像以上の美しさ。
こんな場所で仕事ができるなんて幸せ。翌日の作業が楽しみ。

で今日。曇ってはいるが大雪から十勝連峰まで見える。
といっても下刈り中は草ばかり見るので山を見てる余裕は無い。
でも、ふと見上げると疲れも吹っ飛ぶ。

山を見ながら弁当を食べてると雨。そして大雨。

濡れ鼠になって事務所に戻り本日は焼肉の日。

マカバの皮は噂以上に良く燃える。
あっという間に火が起きて焼肉開始。

肉。肉。ビール。

雨もあがり野球開始。

盛り上がってくるとやはり話題はクマになる。

本やテレビの知識ではない実際に見たクマの話だから面白くないわけない。

早く自分もクマを見てみたい。


WILT

クマは藪の中でも音を立てずに歩くことができる。らしい。


こんなところで林業するな!と言われるかもしれないけどここはH16の台風で倒れた場所。ササや藪が濃く広葉樹の実生も少なかったので植林する意味はあるのだと思われる。

2011/06/16

初夏の雪

下刈り。108・106・98林班。曇りのち晴れ。

肌寒い朝。
しばらくすると久々の晴れ間。
大雪の山を久しぶりに眺める。ここ数日の雨でだいぶ雪も溶けた。
真っ青な空に最高の眺め。

でも、写真撮る仕事で苗木を切るミスを連発し主任に呆れられテンション上がらず。

はじめはみんなそう。

なんて優しい言葉も心痛い。

現場の人数も11名と多く、自分の存在価値が低い。
俺がいようといまいと仕事量にそう差はないだろう。

焦ってもいいことなんてないのは百も承知だけど焦らずにはいられない。
もっと仕事ができるようになりたい。

そして歩けなくなるほどに疲れ果てたい。


現場を移動する時に柳絮(りゅうじょ)を見た。

本当に雪が降っているように綿が飛び交っていた。

毎日山に入ってるからこそ見れるんだろうな。



WILT

畝に入る前に植栽木を見てラインを読む。
全体のイメージを読んでから焦らずに刈り込む。

2011/06/15

頭も疲れる

下刈り。106林班。曇。

今日から東川の現場。
当麻と違って石も少なく地形もなだらか。
とても刈りやすい。

「ちょっとうまくなったかな~」なんて思っていたらグイマツF1の現場へ。

カラマツとグイマツの交雑種であるグイマツF1はカラマツ同様に初期生長が早い。
植栽3年で腰高を越えていた。
といってもひょろひょろで雪によって倒れてしまっている樹が多い。

こいつを避けて草を刈るのが本当に難しい。

「これはみんなも大変だろうな」なんて思ってたらみんなはいつもと同じペースで刈っていった。

あっというまに置いていかれた。

まだまだだ~~~。

がんばるべ。



くたくたになって図書館に借りていた本を返却しにいく。
その時にやってしまった。

車の鍵閉じこみ。

いつかやるだろうな~と思いながらもなんとかやらずにすんでいた。
やっぱり疲れてるといろいろな影響がでるものだ。

山の現場に携帯を落としたり、旭岳に車の鍵を落としたりとここのところ凡ミスが多い。
簡単な足し算とかもできなくなるし。。

気をつけないとね。




WILT

疲れているときは頭が働かないことを理解して考える。

2011/06/14

夢の仕事。夢で仕事。

下刈り。65林班。曇時々雨。

下刈りにも慣れてきた。
でも、みんなとの差は埋まらない。

技術は見て盗む。


教科書どおりの「大振り&往復刈り禁止」では500ha+320kmの草刈りなんてできやしない。
かといって安全性は確保したい。

北海道の山の傾斜ならある程度の大振りは問題ないはず。
往復刈りもキックバックの危険性を常に意識していれば対応できるはず。

でも、それが難しい。

頭では理解できても体が動いてくれない。

おとーさん曰く
「そんなの習うもんでない。体が動くようになるのには3・4年はかかるべさ」


WILT

夢の中でも仕事するようにならなければ草刈りは進歩しない
by てつ

とことん仕事に専念したい。しよう。

2011/06/13

ブヨ対策

下刈り。65林班(当麻)。曇りのち雨。

岐阜にいたときからブヨはまずいと思っていた。

かゆいだけなら我慢できる。
でもブヨに刺されると水ぶくれができてぐちょぐちょになり、ひどく腫れて最悪の場合熱が出る。

岐阜の山にはあまりブヨはいなくて(山より原っぱにいた気がする)刺されるたびに症状が悪化していた。

だけど北海道の山はブヨだらけ。
おいらの頭の上にブヨ玉ができている。

俺は防虫ネットをかぶって作業していたがみなに笑われた。

「虫が怖くて山仕事なんてできねーべさ」

でも、ブヨだけはだめなんです。。

案の定、刺された所は水ぶくれになり激しく腫れてきた。
それを見せたらみんな「いやぁ~、それはひどいね」と態度がかわりあれこれ虫対策を教えてくれた。

とりあえずハッカ油がよいということで今日からハッカ油をシーブリーズで薄めたものを100均で買ったボトルに入れて使用してみた。

劇的に刺されなくなった!
でも、今日は雨。虫が少なかっただけかもね。


WILT

ハッカ油は1日4mlでは全然足りない。
もっと大きいボトルを用意しよう。

それからブヨのシーズンが終わるとヌカムシ、やぶ蚊の季節。
かれらにハッカ油は効かないらしい。
ハッカ油に違うハーブ油を調合している人もいたので教えてもらおう。

記憶と記録

地ごしらえの現場が終わり植え付け。そして下刈り。
山で学ぶこと人に学ぶことは多々あり、なんらかのかたちで記録をとらなければと思いつつも
家に帰り最高のビールを飲んで明日の用意をしていると眠くなる。

ちょっとづつでも記録していこうと思う。

とりあえずこの2週間のキーワード。

北海道も暑い。
ブヨはやっぱり体に合わない。
最初にしては良い。と言われるが数年で彼らに追いつけるとは到底思えないほどの仕事量の差。
エゾマツは湿地にも強い。
トドマツの天然更新力は強い。
内地の温帯でみる落葉広葉樹よりも北海道のものは葉っぱが大きい気がする。
北海道の天気を読むには天気図だけでなく上空の温度もみないと読めない。
体脂肪率が一桁に落ちた。
飯がうまい。
ビールが最高にうまい。




WILT (What I Learned Today)

山で気づいたことはやっぱり記録していかないとだめだ。

2011/06/05

植え付け総括

植え付け。100林班(東川)。

地ごしらえした現場に13450本のアカエゾマツを植える。
美瑛の竹内さんところから苗木を手に入れて事務所敷地内に用意した畑に仮植する。
新品の小型耕運機で畝をつくり25本ずつに束ねられたエゾマツを植えていく。
保水材をふりかけて水をまき土をかぶせる。
なんせ13450本。腰が痛い。
でも、ふかふかの土とめんこいエゾマツの赤ちゃんを触っているのがうれしい。

それから実際に植え付け。
仮植した苗畑から50本ずつ苗袋に入れて50袋(2500本)を山に午前と午後に分けて持っていく。
苗袋と鍬を持って現場に行く。
苗袋が肩に食い込む。重い。。

保水材がついているので苗が重くなる。
土を取り払えば軽くなるが根が乾いてしまう。

苗袋は内地で使っている背負うタイプのものではない。
苗袋は地面に置いて移動する。
これは傾斜の緩い北海道だから可能なのだろう。
(内地だったら苗袋を地面に置いたらそのまま転がり落ちてしまうからね)
エゾマツの苗はスギやヒノキのよりも重量があるので背負うのならかなりきついだろう。

植え付けの方法は内地とは違って一直線。(これが難しい)
傾斜もきつくヒダが細かい内地では不可能な植え方だ。

これは今後の下刈りや徐伐・間伐をやりやすくするため。
でも、地ごしらえが完璧ではないうえに石が多いので植えるのに非常に難儀した。

みんなも「こりゃひどい」といいながらも250本くらい植えている。
条件がいいとこなら300本は当たり前で名人なら500本ほど植えるらしい。

俺はというと初日は100本ほどで最後のほうは150本くらい。
みんな「最初からそれだけ植えられるならたいしたもんだ」と言ってくれる。
でも、俺は初めてじゃないし。。

鍬も内地の唐鍬よりも重い。
そんな鍬をひたすら振り下ろす。
1本植えるのに5回から10回。ひどいとこなら30回くらい振り下ろす。
1日で1000回以上あの重い鍬を振り回すのだから疲れるはずだ。

体脂肪率が8%台まで下がった。


WILT

地ごしらえがうまくないと植え付けもうまくない。もちろん下刈りも大変になる。